NC旋盤とは?働いていたからわかるその実態!

NC旋盤とは、地味だけど筋肉が付いてカッコいい職業です。旋盤で身に付けた技術と感性は、私の一生の宝物です。

 

こちらは汎用旋盤

NC旋盤の仕事って、実際どうなの?働いていた現場の経験からその実態を語った記事です。

 

私はかつて、旋盤工として4年近く働いていたので、その時の内容を5つの記事に渡って書いていきます。

 

  • メリット
  • デメリット
  • 教訓
  • 向いてる人、向いてない人
  • 今後、製造業を目指す人へ

 

これら、NC旋盤とは?と検索してる人が気になるであろう内容を数回に分けて熱く語っていきます。

 

今回は、NC旋盤業のメリットとデメリットについての内容です。

 

NC旋盤加工会社へ転職を考えている人、これから就職活動をする人、NC旋盤って実際どうなの?という疑問に対して答えていきたいと思います。

 

検索エンジンで『NC旋盤とは?』と検索すると130万件近い記事が出てきしたが、具体的に書かれているのが無い!

元旋盤工として、

非常に寂しい!!

 

『現場はそんなんじゃないでしょ!』

 

と、『NC旋盤加工で日々頑張っている人達の声』を出来るだけ熱く、伝えていきます。

 

余談ですが、

  • 旋盤工⇒『せんばんこう』と読みます。
  • NC旋盤とは、丸くて長い棒状の金属から、プログラム加工で製品にしていく加工方法です。

この後、具体的に書いていますので、読み進めて下さい。

 

NC旋盤加工部品の例とイメージ

突然ですが、あなたはアナログ式の腕時計は持っていますか?

アナログ時計

機械式腕時計 手巻き

 

素晴らしいですよね!カッコいいですよね!

手巻き式時計なんて、旋盤加工部品の芸術品ですよ!

美しい!

 

時計の中の小さなネジとか歯車とか、これらは旋盤加工部品が無ければ造ることは、不可能でしょう。

 

時計メーカーの『シチズン』ってご存知ですよね。そのシチズンって、時計部品製造の為に独自技術で、NC自動旋盤も開発してます。

 

さらに、時計部品専門の加工機も『シチズンマシナリー』という別会社を設立し、そこでNC自動旋盤加工機と時計に使う小さな部品を製造しています。

 

NC旋盤は、一見地味な仕事ですが、日本の製造業を支えていると言っても過言ではないと、私は断言致します。

 

この旋盤加工ですが、実はその基本的な加工をほとんどの人が、小学校くらいまでに経験しているのをご存知ですか?

 

鉛筆削り

そう、この鉛筆削りです。

旋盤加工の基礎は、これと同じです。

 

鉛筆をクルクル回すと、先が削れていく。

 

NC旋盤加工は、この鉛筆削りが少し複雑になっただけです。その、少し複雑になったものに、電子制御というコンピューターの力を借りて出来たのが、NC旋盤です。

 

※NCとは、数値制御されて動く機械

 

マシニング加工とNC旋盤の大きな違い

マシニング加工は、ワーク(材料)を加工機のテーブル(台)に固定して加工を進めます。

 

ところが、NC旋盤は、材料は常に移動します。

マシニング加工と大きく違う事は、

材料が回転と前後移動を繰り返していく。

というところに大きな違いがあります。

 

NC旋盤の会社で働くメリット

まずはNC旋盤に少しでも興味を持ってくれたあなたに向けて、NC旋盤のメリットを紹介します。

 

  1. もの作りの基本が分かる
  2. 図面が読めるようになる
  3. 他の製造業の基本となる
  4. 中小零細企業でも、大手企業と戦える
  5. 感覚が鋭くなる

 

他にもNC旋盤で働くことのメリットはたくさんありますが、この5つを取上げます。

それでは1つづつ、説明していきます。

 

もの作りの基本が分かるってどういうこと?

現在、人工的に造られたものを一切使わずに生活するのは、何もない無人島でない限り不可能でしょう。

今こうして、ここの記事を見てくれてるPCやスマホ、タブレットにもNC旋盤で作られた製品は、たくさん使われています。

 

と、ウンチクはほっといて、

 

NC旋盤は、主に金属を回転させて、その金属材料に刃物をあてて削り出していきます。

マシニングやフライスも、加工するということでは同じですが、NC旋盤の場合は小さな1つの部品を加工することがほとんどです。

 

※マシニングやフライスなど少々専門的な用語が出てきますが、分からないことがあったら、気にせず読み進めて下さい。
この記事が完成したら、別記事で説明内容を書いて行きます。

 

NC旋盤部品で、身近なものと言うと、スマホカメラのレンズの枠とか、

スマホカメラの枠

イヤフォンジャックの金属部分とかね。

イヤフォンジャック

金属で丸い形状の部品のほとんどは、NC旋盤によって造られています。

 

NC制御(コンピューターによる数値制御)をすることで、一度機械をセットしてしまうと、次から次へと同じ品物を作り出してくれますので、大量生産向けに向いています。

 

それに比べて、マシニングやフライスは、複雑な形状や大きめな物を加工する事が多いので、NC旋盤と比べると、1つの製品を作り終えるまでのスピードが全然違います。

 

今まで経験してきたなかでは、1つの製品が出来るまでのサイクルが32秒っていうものもありました。

 

中にはもっと短時間で作り出せる物もあります。

NC旋盤の場合は、複雑なものより

 

地味だけど、影で支える無くてはならない大切な部品

というのが、ほとんどです。

 

NC旋盤をやると図面が読めるようになるってホント?

ノギスと図面

もの造りの世界では、図面は非常に大切です。

しかし、製造業で働いていると、

3Dデータがあれば図面なんて要らない。

そんな声を時々聞きますが、もの造りの世界では、図面が全く存在しないで良い物を造る事は、不可能です。

 

もし、これから製造業で働くのでしたら、

『図面なんて要らない』

この言葉は、絶対に口にしてはいけません。

 

実際には図面は無くてもモノづくりは出来ます。しかし、作ることが出来るからと言って、「図面なんて要らない」わけではありません。

 

図面の事を軽々しく受け取ってしまうと、ものづくりの技術はそこで止まってしまうと、私は今までたくさんの先輩たちから教えてもらいました。

 

これは、NC旋盤に限って言える事ではありません。もの造り全てに通じることです。

 

例えばこんな簡単な絵でも、図面です。

まんが絵

このような手書きの図面を製造業のなかでは、一般的に『マンガ絵』と呼んでます。

 

簡単に要点だけが分かる程度の図面ですが、その中には必要な部分の情報がたくさん含まれています。

この絵でいうと、

  • 材質はSUS(ステンレス系であること)
  • ネジで止める構造
  • 直径16ミリのところが重要
  • 先端は斜めになっている
  • 必要な種類と数

簡単なことですが、例えばネジの根元に「にがし」と書いてあります。つまり、根元までしっかりとネジが利かなければならない。そういうことを意味しています。

 

ということを瞬時に把握して、これを作る工程が頭に浮かんできます。

 

マシニングや組み立て、塗装にしても必ずと言って良いほど、何かを作る為には、図面というのが存在します。

 

その図面を的確に読み込む能力が、他の製造業の人達と比べて旋盤加工をやっている人の方が正確に図面を読めている

そう感じます。

 

1つの部品にたいして、集中して読むので、寸法公差がどうなのか?メッキ処理はつくのか?同心円度の許容範囲はいつまで許されるのか?表面粗さはどうなのか?

 

どれもこれも、1mmの1/10、

いや1/1000、

もっと1/1000

 

って感じで許容範囲がすごく小さな値までしか許されません。それを忠実に作り続けている日本企業の製品だからこそ、世界中で

MADE IN JAPAN

が浸透してきているのでしょう。

 

当たり前だけど、その当たり前のことをキチンと読み込むことが、旋盤加工者は優れていると感じました。

 

鋳造用金型設計、木型、自動車部品設計、プラスチック金型設計、3次元測定、マシニング加工、などを約18年経験してきた中で感じてます。

 

特にコンピューター技術の発展で、3次元CADの進化と共に、よりきちんと図面を読める人が少なくなってきています。

 

NC旋盤加工は、他の製造業の基本となる

フライス加工

NC旋盤加工は、マシニング加工と比べると単純です。

単純といっても、一般的な物の考え方とは少し違うところが2つあります。それは、

  1. 材料が回転する
  2. Z方向が横方向

これらです。

 

子供の時から図工や技術家庭科で何かを作る時、例えば小学5,6年生あたりでは、木材を使って本棚や鉛筆立てなど作ると思います。

 

その時、ノコギリで木を切ったりするときは、ノコギリを動かします。折り紙を使って七夕飾りを作る時は、片方の手で折り紙を持ち、もう片方の手で、ハサミを動かして切ってきます。

 

ところが、旋盤加工となると、ノコギリやハサミといった切ったりする道具(ツール)は、ほとんど動かしません。

その代わりに、材料が回転して、製品を作り上げていきます。

 

ドリルを使って穴をあけるのが一般的な考え方ですが、旋盤は違います。回転するのは材料(鉄やプラスチックの棒)で、ドリルは固定されています。

まさに

旋盤の基本

↑これ↑です。

 

また、算数や理科などでも、高さ方法をZ方向とする物の考え方が一般的ですが、旋盤加工では、横方向がZになります。

 

このような違いがあり、始めは考え方が混乱してしまいそうですが、そういうものなんだ。と思って仕事をしていると、1~2週間もすれば勝手に覚えてきます。

 

求人広告でも、未経験者OK!

というのをよく見かけますが、その理由は

『やって覚えろ!』

ということです。

 

工業系の学校で勉強したり、実習で少しやったかもしれません。また、加工の事を少し知っているかもしれません。

でも、実際は教科書通りなんて絶対に上手く行きません。

 

教科書に、加工時の切削油のかけ方、書いてありますか?また、切削時の油の種類や温度、書いてありますか?

書いてありませんよね。

 

機械の動きはあまり複雑ではありません。しかし、単純だからこそ目で見ても良く分からない感覚的なことを覚えることがたくさんあります。

 

いくつも同じような部品を手掛けていくと、自然とより効率的な方法が身についてきます。

 

そして、

作業工程さえ理解できれば、仕事の出来る量も徐々に増えていきます。

 

1年も真面目に旋盤加工をやっていると、市販されている工具で加工できない時に、どうすればいいのか?と考えるようになります。

そして考えた結果、加工するための道具を作ってしまえ!となり

 

手作りバイト

このようなバイトという刃物を思いつくようになってきます。

 

※バイトとは、旋盤加工で使う刃物のことです。

 

旋盤業界に入って、1年でここまでつくれたらはっきり言って、ものすごい技術と才能です。

ちなみに私(旋盤業約4年)が作ったのですが、1本作るのに1時間以上かかりました。

 

ところが、かつての旋盤屋の先輩だったら、15分~20分もあれば作ってしまう事でしょう。

 

私は旋盤業で3年目になってやっとそれっぽいのが作れるようになりました。しかし、先輩が作ってくれたものとは、切れ味や持ちの長さが全然違います。

 

見た目はほとんど同じでも、微妙な角度や太さ、形状によって製品の精度は全く違ってしまいます。

 

私は現在、NC旋盤業界とは違うものつくり業界で働いてますが、NC旋盤工だった時に身に着けた技術が、急遽必要な部品製作の時に役に立っています。

 

このような、工業製品加工はもちろんですが、工業以外の例えば回転寿司のキッチン側でも、旋盤加工のノウハウは、通じるところがあります。

 

それは、先ほどの作業工程です。

 

NC旋盤は、複数の刃物を順番に使って一つの部品を作り上げます。削り上げるといった方が、適切ですね。

 

この時、加工方法(手順方法)を変えると、1つを削り上げる為の1サイクル時間が変わってくるのはもちろんの事ですが、寸法精度も大きく変わってきます。

 

また、1つの製品を作る為に10種類の工具(金属を削る為の刃物)をセットしたとします。

 

ところが、一つ目の刃物(工具)が切れ味が悪くなり、折れてしまうとその後の工程の為にセットしておいた刃物が全ておれてしまい、全滅してしまうことがあります。

 

回転寿司でも、一緒ですよね。

始めにお皿を用意しておかないと、せっかく作ったお寿司をレーンに流すことが出来ません。

 

それと一緒です。

 

なぜ回転寿司?というと、以前回転寿司のスシローで副業バイトをしていたことがあるからです。

 

スシローで副業バイトの経験談

の記事で、その時の様子を書いていますので、良かったら立ち寄って下さい。

 

中小零細企業でも、大手企業と戦えるってホント?

私が務めていたNC自動旋盤加工会社は、決して大きくありません。従業員は35名程度、そのうちアルバイトとパートさんが18名です。

 

その為、社長を入れても正社員は17名しかいません。

そんな小さな会社でも、製造業が集まる展覧会などでは日本を代表する電機メーカーのエンジニアの人達が、結構立ち寄ってくれます。

 

そして、聞かれるのは、

出来るか出来ないか?

 

出来るとなればそのまま取引先として繋がります。

また、エリートエンジニアの人達が考え抜いた部品を彼らは作っているところを探している。

 

しかし、どこもムリ、ここの部分はできない。

そういうことが製造業ではよくあります。

ところが、他の部品メーカーでムリと言われ続けてたエリートエンジニアのアイデアに対して、

 

出来る!

となれば、もう話が早いのは明らかですよね。

どんなに大企業のエンジニアでも、その案件の指導権は『出来る』と答えた瞬間から、中小企業のこちら側に傾いてきます。

 

きっと大手企業のエンジニアの方々は、有名大学出身でお給料もたくさんもらっている、言ってみればエリート達でしょう。

 

しかし、油臭い中小企業の技術はいくら大手でも真似できないことは、たくさんあります。大手だからこそ決まり事が多すぎて、作りたいものが作れない。

 

そんな現実もあるみたいです。

そんな時に、彼らエリート達の心を動かせるのは、油臭い地味だけど確かな技術です。

 

ちなみに、日本で人気の高いiPhoneシリーズですが、そのiPhone関連の部品のおかげで一気に会社を大きくしたNC旋盤加工企業も、仲間内ではいました。

 

そこの会社の人が言っていたことですが、もしiPhone関連部品の取引がなかったら、会社をたたんでいたかもしれない。

 

そこまで追い込まれていたのですが、iPhoneシリーズのおかげで3年で従業員300人、新工場設立までなったと言ってました。

 

ちなみにその企業は、iPhoneの直接の部品ではなくて『iPhoneを製造する為の機械の部品をほとんど独占状態で作ることができたから。

そう語ってくれました。

 

感覚が鋭くなる

NC旋盤の機械と製品を扱っていると、0.1㎜という単位がすごく大きく感じてきます。人の髪の毛の太さが、およそ0.08㎜です。

 

普通のコピー用紙の厚さも、だいたい0.08㎜です。

それくらいの誤差や変化は、NC旋盤加工で生み出された製品に対しては致命的なNG寸法になってしまうことが良くあります。

 

始めは、0.1㎜なんて分からないでしょ?

 

新人の時は始め、皆そう感じます。しかし、実際に製品に触れていると、早い人で1週間、鈍感な人でも1ヵ月くらいたってくると

 

0.1㎜も寸法が間違っている!

と気が付くようになっています。

 

また、一つ一つの部品が小さいので、機械の状態がそのまま製品へ影響が出てきます。

例えば、加工機の中を循環している切削加工用油の温度がそうです。

 

金属は温度によって、膨張してしまいます。

台所のシンクへ熱いお湯、例えばパスタを茹でた後のお湯などを捨てると、シンクが『ボン!』となることありませんか?

 

あれは、シンクの材料:ステンレスの熱による膨張の為に起きる現象です。

 

NC旋盤加工では、油の温度を一定に保つ為に、出来る限り機械を止めません。

また、加工の状態を定期的に確認していかなければなりません。

 

その為、少し小さな変化も見過ごすわけにはいきません。その日々の業務から、凄く小さな変化も見付けられるようになってきます。

 

NC旋盤の会社で働くデメリット

続いては、NC旋盤業で働いていた時に経験した『デメリット』を紹介していきます。

 

  • 機械油臭くなる
  • 指を切るなどの怪我をするリスクがある
  • 夜勤があるところもある
  • お給料は、あまり高くは無い

 

思いつくところのデメリットは、こんなところです。

 

細かいところまで入れると、もっとたくさん出てきそうですが、今は旋盤職から離れてしまったので、思いつくところと言ったら、だいたいこの4つです。

 

ちなみに、旋盤で身に着けた技術は、現在ペンチレスという汎用機で大活躍しています。

それでは、1つづつ説明していきます。

 

機械油臭いって、どれくらい?

機械加工を行う会社でしたら、全体的に油臭くなる傾向がありますが、特にNC自動旋盤業は油のニオイが付きやすいです。というより、現場でない限り、油のニオイは必ずと言っていいほど付きます。

 

その理由は、加工機の特性の為です。

 

NC旋盤加工機は、常に一定に機械を動かしていないと同じ寸法の物は作ってくれません。ちょっとエラーが出たからと言って、30分放置しておいてから再び動かし始めると、始めの2~3個は、寸法の違ったものが出てきます。

 

このたったの2~3個が量産品に混ざってしまうと、これは製造元として致命的になってしまいます。

 

このようなリスク回避と、生産性を高める為に、油が付こうと機械の稼働を優先させていきます。

 

これは、しかたがありません。油の温度が下がってしまった為が大きな原因です。

 

このように、機械的な性質から、なるべく機械を連続運転させなければ安定した製品は作り出せませんので、定期的に(30分~60分)1回機械の中の点検や金属の削った削りかす(切り粉)掃除をしなければなりません。

 

その時は、ハッキリ言って油の中に手を突っ込むような事だって普通にあります。

その為、油臭さとは切っても切れない関係です。

 

旋盤業に慣れて来ると、油のニオイが落ち着くニオイになる人も居るとか居ないとか。

 

旋盤業に切っても切れない怪我のリスク

切粉

(株)サーフ・エンジニアリングさんより 画像引用

こちらは、NC旋盤加工から出る金属の削りカス(切子)です。

美しいですね!

 

(株)サーフ・エンジニアリングさんのページで、見つけました。画像を壁紙にどーぞ!と書いてあったので、使わせて頂きました。

 

旋盤経験がある方だったら、この切粉の状態は刃物と油のかかり具合が非常に良いことが分かると思います。

 

でもこれ、金属なんですよね。あの固い鉄とかステンレスです。ちなみに、画像の写真はきっとSUS4系のステンレスじゃないかな?と思います。

 

話しがズレましたが、この金属が鉛筆削りのカスみたいに薄くなっていて、これを素手て触り、引きずると簡単に切れてしまいます。

 

旋盤工になって、始めに受ける洗礼とでもいうのでしょうか?

 

私も何度切ったことか分かりません。他にも、小さなサボテンのトゲみたいな切粉が手に刺さることだって、日常茶飯事です。

 

まだ仕事に慣れない時は、よくお世話になったのが

エキバンA
液体絆創膏 エキバンA です。

 

傷口を接着剤でくっつけるような薬ですが、これが付けた時、すごくしみるんですよね!

 

でも、よくお世話になりました。

 

NC旋盤業は夜勤もある?

夜勤がある会社、夜勤が無い会社ともにあります。NC旋盤で作り出される製品のほとんどは、薄利多売です。

 

その為に、夜間も少人数で機械をフル稼働させている会社も結構あります。

 

特に寒い季節ですと、夜機械を止めて、翌日に機械を動かし始めると機械と油が冷えきってしまうので、温度が上がった時の寸法とは変わってしまいます。

 

その温度の変化量は、金属の種類にもよりますが、非常に精度の必要な部品の場合は、安定した寸法になるまでに時間と材料を余計に使ってしまうので、生産性を落としてしまいます。

 

その為に、発注内容によっては夜勤がある会社も意外とあります。

お給料は、あまり高くは無いってホント?

NC旋盤加工会社は、中小・零細企業なところがほとんどです。また、ネットで検索しても出てこない会社は、結構あります。

 

家族や身内だけでやっているところも多数存在します。

 

そして、気になるお給料ですが、NC旋盤業界全体の平均でみると、他の製造業と比べてそれほど高くはない感じです。

 

しかし、10名以下の従業員数ですが、毎年社員旅行として海外へ行っているという会社もあります。

 

私個人的には、もの造りが好きな人だったら、お給料以上に得られることも、たくさんあると感じてます。

NC旋盤とは?のまとめ

NC旋盤ことについて、少々熱くなってしまいましたが、まだこんなもんではありません。

 

今回はNC旋盤業のメリットとデメリットについての内容でしたが、

最後に、言い忘れたことがあります。

 

NC旋盤の職業に就くと、けっこう筋肉が付きます。

 

一度機械をセットして、自動運転で製品が流れ始めると、その材料である金属は、みるみる減っていきます。

 

その為、機械の後ろに材料を乗せなければなりません。

3メートルもある金属の棒を数本まとめて運ぶと、1度の重量は10kgや20kgなんてことは良くあることです。

 

また、機械をセットするときには、工具を使ってしっかりと部品をとりつけるのですが、その時に握力や腕力が鍛えられます。

 

まるで、バーベルで鍛えているようなイメージです。

バーベルトレーニング

仕事帰りにジムでトレーニングするくらいだったら、バリバリ仕事をこなしていった方が、筋肉がついてお金も貯まりますよ。

 

ものづくりが好きで、筋力も付けたい。

そういう方へ、NC旋盤業界はお勧めです。わざわざ仕事帰りにジムに行く必要なんて、なくなりますよ。

 

もし、マッチョを目指してNC旋盤業界へ入社するのでしたら、

 

細マッチョでモテる体系づくりの食材

 

の記事で触れている食材を意識してもらえると、より筋肉トレーニングに一役買ってくれるでしょう。

 

ただし、細マッチョというよりムキマッチョになる可能性大です。

 

もっと詳しく書きたいのですが、それはいずれということで。

 

ここまで読んでくれたあなたが、少しでもNC旋盤に興味をもってもらえたら、私はもちろん、かつての同僚達も喜んでくれると思います。

 

別記事では、旋盤業から得た『教訓』『向き不向き』も書いてますので、ついでにどうぞ

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