大手回転すしチェーン店のスシローで、以前アルバイトをしていたことがあります。当時(今も)サラリーマンだったので、夜や土日限定の副業アルバイト経験者です。
- サラリーマンの夜バイトってどんな感じ?
- スシローバイトはきついのか?
ということをメインに、回転寿司屋のバイト体験談です。
週に2日~3日程度でしたが、1年半続けてて、月に2万~3万円くらいの副収入を得てましたので、当時の体験を少し紹介していきます。
スシローでバイトしてる人の割合は?
曜日や時間帯で異なりますが、私が出勤していた時間帯では、昼間に別(本業)の仕事をしてて夜から出勤して来る人、土日など本業の仕事が休みの時に出勤する人が意外と多いことにびっくりしました。
アルバイト従業員の様子は
- 昼間 ⇒ 主婦の方
- 夕方から ⇒ 高校生、専門学校、大学生
- 夜8時頃から ⇒ 男性サラリーマン
- 土日 ⇒ 主婦、学生、サラリーマン
このような感じです。
私のようなサラリーマンでも副業として、アルバイトをしている人は結構いることに驚きました。
サラリーマンの場合は、ほとんどの人が通常の仕事が終わっって、夜8時~9時ころから出勤する夜バイトです。
完全な夜勤ではありません。
また、夜バイトといっても繁忙期で夜1時頃まで。
空いてる曜日は、夜11時頃までといった感じです。
様々な年齢の方が働いてますが、
バイトを始めたばかりの頃は、年齢問わず
高校生や学生に教えてもらいます。
少々複雑な気持ちです。
ちなみに社員の方は、常時1人。
GWなどの繁忙期はMAX3名でした。
スシローバイトでホールとキッチン業務ってなに?
まず、新聞広告で見て募集を知ったので、
電話連絡をしてから履歴書を持って面接に行きます。
面接時にホールとキッチンのどちらを希望か聞かれます。
私の場合は、知り合いに見られたくなかったのと、基本的に人見知りなのでキッチンを希望します。
そして、そのままキッチン側で働くことになります。
ホールとは、お客様と直接接する業務で、回転レーン以外の注文や会計時に清算へ行く業務です。
そして、お客様が席を立った後の後の片付けをします。
男女比率で言うと、女性の方がホールの割合は多かったです。
また、キッチンはその名の通り、お寿司を作ったり、皿を洗ったりする裏方の業務です。
バイトの研修期間と時給
社員でもバイトでも、これはどこも同じだと思いますが、始めの一定期間は研修期間になります。
私が勤めていたスシロー店舗では、60時間までが研修期間で、時給は50円安い状態です。
週に2~3回の副業だったので、60時間をこなすまでに2ヵ月近くかかりました。
無事に60時間をこなすと、店長と軽く話をして正規の時給へ移ります。業務内容は特に変わりはありませんでした。
数年前なので、現在や店舗による違いはあると思いますが、私が勤めていたところでは、
研修期間の時給が 950円
その後は 1000円
となりました。
ちなみに募集要項には時給1000円となっていました。
スシローバイトの流れと『きついのか?』ついて
バイト出勤時の流れはこんな感じです。
- 従業員用の裏口から入ります
- 真っ先に、手洗いをします
- 着替えます
- タイムカードを押します(実際はPC操作)
- 朝礼、引継ぎをします
- 気合をいれます
- 手の爪や傷などのチェック
- 手洗い
- 髪の毛やホコリ取りローラーでコロコロ
- そして職場へGO!
任務終了後は、
タイムカードを押してから着替えます。
少し雑談(情報交換)をして
帰宅します。
簡単ですが、このような流れでした。
別記事
で触れてますが、短期バイトでコンビニ惣菜の海苔巻を作ってた時とは、同じ寿司を扱っていても全然違います。
慣れてくると、キッチン側では
- 海苔巻き
- ネタ寿司
- 飾り付け
その人の技量によって、抱える業務も変わってきます。
ただ、私が勤務していたところは、
たとえ高校生や社会人でも、
みんなで協力するぞ!
そういう気持ちの人がほとんどでしたので、その時の状況によってみんな協力し合って、お客様を待たせないように頑張っていました。
一致団結力があり、非常に良い環境でした。
社会経験がある社会人目線で、
と聞かれると、
と、答えたいですね。
スシローバイトのきつさについては、別記事で詳しく書きましたので、そちらをご覧ください。
飲食店バイトで学んだこと
普段は試作品から量産品まで
製造業のサラリーマンとして、仕事をしてきました。
そういう経験を踏まえたうえで、回転すしの裏方を知ってすごく感じたことがあります。
それは、
サラリーマンで採用担当をしていたこともあるのですが、彼らのような人に是非、来てほしかったですね。
それほど、手際の良さと常にお客様の混雑状況に対する適応力を学べます。
スシローで副業バイトを辞めたあと、私自身2回転職をした身で、どちらもキャリア転職ってこともあったので、採用する側の経験があります。
そして採用試験を行う時は、特にアルバイト経験とその時の苦労したことを聞くようになりました。
よく大手製造業の合理的な製造ラインを、凄いように言ってますが、所詮工業製品です。
それに比べて、
と、まだまだありますが、
副業で収入を得る事以上に、本業の製造業サラリーマンとして
いかにして物を無駄なく効率よく生産していくか
ということを学べました。
これ、ほんとに素直な気持ちです。
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スシローバイト、体験談のまとめ
私の場合、昼間は製造業で働き、夜に副業としてアルバイトをしていました。
そのことを前提として、大手製造業の製造部で働いている、
管理職の方へ伝えたいことがあります。
大企業の管理職だったら、100円回転すしなんていかないでしょ?
私も自動車メーカーのT社やH社の開発の人たちと関わってきました。
素晴らしい、生産体制を持っています。
でも、100円回転すしの製造工程も、負けてませんよ!
むしろ、飲食店の製造工程の方がよりシビアですよ!!
工業製品は納期遅れや不良品による納期調整ができますが、食品はそういうわけにはいきません。
食中毒を起こしてしまったら、
一発で業務停止処分になってしまいますからね。
これが、私のスシロー副業バイトで得た
最大の財産です。
お給料については、平均すると毎月2万後半~3万円くらいの収入でした。
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スシローバイト裏方の補足
ちなみにですが、仕事が終わった後で大学生の同僚達から、
就職面接試験の練習をお願いされたのは、
彼(彼女)らと私(サラリーマン)の良き思い出です。
きっと彼らは立派な会社で、
社会貢献してくれていることだと思います。
また、私は冷凍マグロの味の落ちにくい回答方法を学び、家庭で役に立っています。
最後まで読んでくれてありがとうございました。
スシローバイトの参考になれたら幸いです。
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