夏休みも後半になってくると、読書感想文の宿題を思い出して、子供が騒ぎ出したりしてませんか?(うちだけ?)
子供にとって読書感想文って、夏休みの宿題でも自由研究の次くらいに大変な宿題だと思います。そこで、もし読書感想文の書き方を教えてあげられたら親として、嬉しいかも。絶対に嬉しいですよ。
二人の子を持つ親だから、その気持ち わかります。
今回は、お子様が読書感想文を
「自ら書けるようになってもらえる方法」の紹介です。
はじめは読書を一緒に楽しもう
子供がどうしても読書感想文の本を読みたくない。
どの本を読んだらいいか、わからない。
そういう時は、是非一緒に選んで、一緒に読んでみましょう。そうすることが、読書感想文を教える第一歩だと私は思います。
宿題やったの?
と叱る前に、「一緒に本探そう!」
と、優しく言ってみて下さい。
特に小学校5年生くらいまでだったら、きっと小さい時の夜、読み聞かせくれてた記憶と重なって、嬉しくなると思います。
そっと、軽く
「一緒に読んでみようか」
そう伝えてみると、嬉しくなってくれるんじゃないかな?
少し恥ずかしがってても、嬉しさの方が勝ると思います。
読んだ本の内容を教えてもらうことが大切
子供が一生懸命に読んだ本の内容って、子供はちゃんと覚えているのかな?
是非、親のあなたへやって欲しい事があります。それは、子供が本を読み終えたら、できるだけ早い段階で内容を教えてもらいましょう。
それも、ごく自然な感じが大切です。
一生懸命に読んだ本の内容でも、最後まで読み終えた頃には、前半の内容ってもう忘れかけてるはずです。
これは、子供に限らず大人だって同じです。
だって人間は覚えた直後からすぐ忘れていく生き物ですから。
そこで、まだ記憶が少し残っているうちに本の内容を教えてもらいましょう。
人間は頭にインプットされたことを、口に出してアウトプットしていくことで曖昧だった記憶に、タグのようなものが付けられます。
そして、少し忘れにくくなります。
忘れにくくなると、読書感想文を書く時にも、書きたい内容の記憶が鮮明になっていきます。
では、何を質問していけばいいのかな?
順番に紹介していきます。
ストーリーを追って、質問していこう
子供が読んだ本の感想を話してくれたら、時々質問を挟んでみましょう。
一度読んだ本なので、思い出した本の内容がより深く脳に記憶されます。
そう私は感じています。
質問することで、その時の状況を思い出します。少し深く考えるようになります。
考えるから、記憶に残りやすくなります。
小学校の読書感想文って、だいたい原稿用紙2枚以上とかですよね。1枚が400文字なので、2枚だと800文字程度です。
感想文の題名や、お名前、改行などを含めるとだいたい600文字~700文字くらいになるかな。
私だったら、次の様に質問していきます。
余談ですが、ハロウィン関係の本とかも面白いかもしれませんよ。想像力を豊かにするのには、おとぎ話や言い伝えなんかの本がお勧めです。
この記事↑で本は紹介してませんが、子供に説明する方法の1つになれるかもしれません。
本の感想を子供へ質問するだけで理解度UP!
まず始めの質問です。
そう聞いてみます。
きっと、本を選ぶ過程を思い出してくれるでしょう。
読書感想文の冒頭文で、書籍でいうところの
「はじめに」
の部分ですね。
なぜその本を選んだのか、それだけで3行くらいは進むと思います。
例えば、
少し子供っぽく無い文章かもしれませんが、読書感想文の冒頭で、このように書かれていると、担任の先生や国語の先生も、「ほっこり」してくれるでしょう。
次に登場人物について聞いてみます。
イソップ寓話(童話)の「オオカミ少年」を例にしてみます。
えっとねぇ、
嘘つきの少年と村人、あと怖いオオカミさんが出て来るんだ。
そうなんだ。
羊飼いをしてたんだけど、退屈だったから
「オオカミが来た!」
と大きな声で叫んだんだ。そうすると、みんなが驚くの。
それをみて楽しんでたの。
そうなんだ。
悪い子なんだね。
違うよ!
始めはみんなビックリして、オオカミをやっつける為に、くわや斧を持ってきてたけど、その少年が叫んだら、「どうせまた嘘だろう」と言って、信じなくなっちゃったの。
と、言う感じにストーリーに従って、質問をしていきます。
いくつか質問を繰り返していき、読書感想文のまとめ部分、「まとめの質問」をしてみます。
「オオカミ少年」の結末は、とうとう誰も信じてもらえず、本当にオオカミが出た時もいつもと同じように「オオカミが来たー!」と叫んでも、誰も来てくれない。
そういうストーリーですよね。
子供も、お話の盛り上がるところは覚えています。でも、それが上手に表現出来ません。
そういう時は、読んだ本の一部を使うのも良いでしょう。
そして、終盤の質問です。
ねぇ、その嘘つき少年のこと、どう思う?
きっと、そう答えてくれるでしょう。
最後に、こう質問してみます。
ひょっとすると、泣きながら
と言ってくれるかもしれません。
また違う答えをしてくれるかもしれません。
こうして一緒に選んだ本、一緒に読んだ本、一緒に質問した本。
この一冊の本について、お子さんが答えてくれたことを、親のあなたがきちんと、メモを取ってあげて下さい。
このメモを順番に並べて行くと、原稿用紙2枚~3枚くらいだったら直ぐに埋まってしまいます。
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最後に読書感想文の感想
夏休みの読書感想文の宿題は、本を読んだ感想を書くのが普通かもしれません。
もし、親子で一緒に読んだ本なので、最後に次の様な締めくくりの一文が書かれていると、あなたはどう思いますか?
大切なお子様と一緒に読書してみると、子供の成長をもっと感じるかもしれません。
小学生の親におすすめ!良書の紹介
すごく文章が苦手な私ですが、偶然本屋で見かけた本で、すごく今の自分が欲しかった本に巡り会いました。
今回の記事、読書感想文の教え方も、この本を読んで学んだ事を自分なりにまとめたつもりです。
まだまだ、気持ちを込めた文章は、難しいな。そう思っております。
これからも、次の本は、私のバイブルの一冊にしていきたいと思います。
残念ながら、その文章ではつたわりません (だいわ文庫) [ 山口拓朗 ]
書店や通販でも購入できますが、ネットで送料無料のポスト投函サービスで購入すると、帰りが遅くなっても手にする事ができるので、それは楽天の良いところですよね。
別の記事
では、純粋にこの本のレビュー記事を書いてます。
少々過激なタイトルにしてますが、それも本を読んで感じたからこそ、付けた記事タイトルです。
読書が苦手な人、これから執筆活動をする人へ何とか伝えたい。
その思いで書いたレビュー記事です。
読書感想文の宿題を子供に教えるのにあたり、少しでも参考になれたら幸いです。
また、1日で出来る自由研究 も記事にしてますので、どうぞ。
子供思いの優しいあなたへ
の記事もおすすめです。きっと読書好きなお子様へ育ってくれることを願います。
また、関連記事をいくつか紹介しますので、お好きな記事をどうぞ
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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