10月になると幼稚園や保育園では、ハロウィンパーティーが園内で開催されたりしますね。
そして、子供が幼稚園や保育園から帰ってくると…
ねぇ、ママー!ハロウィンってなぁ~に?
『えっとね、ハロウィンは子供がお菓子をもらう日なんだよ』
『ハロウィンはお化けが出るんだよ』
あれっ?そうだったっけ??
もう、自宅へ帰ってきた子供からは質問責めになったり、園の先生に教えてもらったことを話してくれたりしますね!
でも、実際にハロウィンって何なんだろう?詳しく説明が出来ない!
というママさんやパパさんも多いと思いますので、子供にもわかるように説明します。そして、記事内では、子供と一緒に作れるハロウィン折り紙の記事も紹介してます。
それでは、大人の知識としても参考にして下さい。
ハロウィンとは?子供に説明しよう!
昔むかし、ある村にジャックという男がいました。彼は働きもせず、村では悪さばかりしてて、村の人達はいつも困っていました。
ところがある日、罰が当たったのでしょう。
ジャックは突然謎の死を迎えてしまいます。
悪さばかりしてたので、ジャックには友達もいません。なので、何故死んでしまったのかも分かりません。
死んでしまったジャックは、天国へ向かおうとしますが、悪いことばかりしていたので、神様は
そう言って、追い出します。
天国を追い出されてしまったので、ジャックは地獄へ行くしかありません。
ところが、エンマ大王様は
そう言って、地獄へも入れてもらえませんでした。
天国へも地獄へも行けなくなったジャックは、現在もあの世とこの世をさまよい続け、自分の行く場を探しています。
そして、10月31日になると地上へきて、自分のいる場所を探して誰かの家へ入ろうとします。
生前、悪さばかりしてたジャックが来られては困ります。
そこで、玄関にはお化け飾りやお化けのランタンを置いて、
そう言って、ジャックを寄せ付けないようにしました。
困ったジャックは、子供達を捕まえてその子の家へ行って住ませてもらおうとします。死んでしまっても、ジャックは悪いことばかり考えているのですね。
そこで親たちは、子供達にも悪魔やお化けの格好をさせて、人間の子供と分からないようにします。
そして、悪魔の格好をした子供たちは、悪霊の真似をして、村や町の家へ脅かしに行きます。
トリックオアトリート!とは合言葉?
お菓子をくらなきゃ、いたずらするよ!
子供達と大人達は、合言葉を決めました。
ジャックの目をくらます為ですね。
本当は可愛い子達がですが、コワい恰好や変装した、おばけさん達(子供達)が家へくると、家の親たちは、
そう言って、お菓子をあげて出て行ってもらいます。
村の親や子供達みんなで、悪霊と化したジャックを騙して寄せ付けないようにしていたそうです。
ちゃん ちゃん ♪
さてさて、この話が本当かおとぎ話なのかは、ご想像にお任せいたします。
ハロウィンの本当の由来は正式には残っていませんので、子供達にはこのように説明してみてはいかがでしょうか?
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つづいては、大人も知っておきたい『ハロウィンの由来と起源』について紹介します。
ハロウィンの由来と起源
Googleマップより引用
ハロウィンというと、アメリカから伝わったイベントのように思われがちですが、実はアメリカではありません。
ハロウィン発祥の地は、イギリスの隣にあるアイルランドと言われています。ただ、ハッキリとした書物は残っていないんですって。
いい伝えでは、今から2000年以上前にアイルランドで生活していたケルト民族が、秋の豊作と死者の魂を祭ることから生まれた民族(宗教的)行事が『ハロウィン』という説もあります。
日本でいうと、秋の収穫祭とお盆が一緒になったような行事と思えば、なんとなくイメージが沸いてくるのではないでしょうか。
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一方、ハロウィン発祥のケルト人達は夜の明かりを灯す為に、ランタンというものを使っていました。
そのランタンは大きくなりすぎた『かぶ』や『ダイコン』の中をくり抜いて、その中に石炭を入れて使っていたようです。
日本ではお盆になると、灯籠(とうろう)や提灯(ちょうちん)に明かりが灯っているのを見かけますよね。
国は違っても同じ人間として似たような儀式はしていたようです。
あれっ!?
今、『かぶ』や『ダイコン』
っていってましたよね?
でも、ハロウィンというと、カボチャというイメージが強いですが、どちらが正解なのでしょうか?
ハロウィンはどうしてカボチャなの?
アイルランドが発祥と言われているハロウィンは、やがてアメリカ大陸へも伝わってきます。
ヨーロッパ文化が海を越えて、アメリカ大陸へ伝わったのはヨーロッパ人による大航海時代(15世紀~17世紀)とされています。
アメリカは、昔から移民の国ですからね!
イギリスやアイルランドから渡り住んできたヨーロッパ人達は、昔ながらの伝統文化、ハロウィンを行おうとします。
ところが、アメリカの大地では大根やかぶはあまり栽培されていません。その代わりに、カボチャがたくさん栽培されていました。
それを見たヨーロッパ人達は、
『だいこん』や『かぶ』がないなら、
カボチャでいいか!
となって、カボチャを使うようになりました。
その後、アメリカが世界的に地位を確立していくと共に、カボチャを使ったランタンのハロウィン文化が世界的に広まっていったと言われています。
今ではカボチャが主流になったのも、納得です。
カボチャでハロウィン気分を盛り上げよう
カボチャは八百屋さんやスーパーでも簡単に購入できる、可愛らしいオブジェです。
ハロウィンの時期になると、お店は一気にハロウィン商品が並びます。
お店で売っている大きなカボチャを丸ごと一つ、ちょっとシールを貼るだけでも気分は盛り上がりませんか?なんだか、ハロウィン♪って感じですね♪
カボチャは切ったりしなければ、常温で日持ちがする緑黄色野菜です。大きさも大きなものから小さなものまで様々です。
模様も個性があって、面白いですよね!
いくつか並べて飾ってもかわいいですよね。
お花屋さんでよく見かける小さなカボチャ達。
オレンジ、黒、緑のシマシマなどの色合いが可愛いのは「おもちゃナンキン」という種類です。食べても美味しくありません。
また、ハロウィンの季節はお花屋さんへ行くと、観賞用のギフトセットが並んできます。青果物で季節ものな為、ギフトセットの場合、ほとんどが予約販売だそうですよ。
自宅やお友達の家で、ハロウィンパーティーする時は、持っていくと好感度UP間違いありませんね!
でも、お花屋さんで売ってる『オブジェ用のカボチャは観賞用』なので、飾った後に食べる時の味は期待しない方が良さそうですよ。
ハロウィンのお料理はカボチャで決まり
玄関に飾ったカボチャと、カボチャの料理を食べよう!
ジャック・オー・ランラン♪
ランタンも食ってしまえ~
「悪霊を寄せ付けない為に飾った」と言われているカボチャですが、カボチャは栄養満点の野菜です。美味しく食べて、
体内から邪気を追い出して、元気になってしまいましょう。
北風が冷たくなるこの季節、風邪を引きやすくなる季節でもあります。そこでカボチャはビタミンの宝庫!
風邪などのウィルスは悪いもの?
つまり ⇒ 悪霊?
強引なこじ付けですが、体を守るという意味では同じ!
と思うのはわたしだけでしょうか。
カボチャの煮物、グラタン、ケーキ、ほうとう(山梨名物)、天ぷら?はちょっとイメージ違うかな・・・
美味しいものを考えていると、心がホクホクしてきます。カボチャは栄養満点ですからね。心の栄養もしっかり補充してくれそうです(#^.^#)
ハロウィンの時期のカボチャって、実は普段よりちょっと高いんです!
お正月の「かまぼこ」もクリスマスが終わること、一気に商品が入れ替わり、値段も倍以上になりますからね。あれと同じような感じで値上がりしてきます。
ハロウィンにカボチャのスープは元気の源
カボチャのスープはとっても簡単で栄養満点です。うちの妻が語るには、手軽に出来るカボチャ料理で、おすすめ度№1だそうです。
私は食べるの専門なので、どれも美味しいから甲乙つけがたいですけれどね。
簡単にカボチャスープの作り方の紹介
- カボチャ4分の1を適当な大きさに切ります。
- 種を取り、電子レンジで柔らかくなるまで温めます。
- 温まったカボチャをミキサーに入れます。
- ミキサーに牛乳と固形ブイヨンを入れ、スイッチON。
- これで冷製カボチャスープの出来上がりです。
貝印製品で5段階スピード調節機能付きですので、お菓子やクリスマスケーキつくりにも最適です。
あとはお好みで、温めると秋の「ほっこりカボチャスープ」の出来上がりです♪
また、少し多めに作っておいて、荒熱が取れたら小さい容器に入れ、そのまま冷凍しておけば、いつでもすぐに食べる
「自家製インスタントカボチャスープ」
の出来上がりです。
簡単なので、ハロウィン料理のあとに、もう一品として加えてもらえると、私も「ほっこり」です。
ハロウィンの由来いろいろな”言い伝え”
ハロウィンの由来には、だいたい同じような言い伝えですが、少し違った言い伝えもあるようですよ~。
そこで、この先はいくつかのハロウィン説を紹介します。
ハロウィンは、お祭りという説
今から2000年以上むかし、ハロウィンの日に、「ご先祖様たちの魂が帰ってくる」という言い伝えもあります。
ご先祖様の魂と一緒に、あの世とこの世の間をさまよっていた「魔物たち」も一緒にやってきてしまい、悪さやイタズラをするとも考えられていました。
という説もあります。
ハロウィンは1年を締めくくる宗教的な行事だった説
10月31日はケルト民族にとって、新年と長い冬のスタートです。ハロウィン発祥の地と言われている、アイルランドの「ケルト民族」が住んでいた地域は、カトリック教徒の世界でした。
そして、カトリックでは、11月1日を諸聖人の日(1年の始まりの日)としていたので、その締めくくりである10月の末日がハロウィンとなっていたようです。
その後、キリスト教の前夜祭と融合していき、今日のようなハロウィンとなっていったとも言われています。
という説もあるようですね。
ハロウィンは収穫祭という説
ハロウィンの季節は、秋の豊作を願い行事であり、死者の魂やご先祖様へ感謝の意味を込めて祭り、悪霊は追い払うという意味を込めたお祭りです。
日本でも秋になるとあちこちで開催される、
という説もあるようですよ。
ハロウィンはなぜ仮装するの?
さてさて、ハロウィンとなると、あちらこちらで仮装した人々を見かけます。
でも、何故?仮装するのでしょうか?
仮装する理由は、魔物と同じ格好をすることで、「仲間ですよ」とアピールし、「仲間だから悪さしないでね~!」と、難を逃れようとしていた。
という言い伝えが有力そうですね。
そして、家の中に魔物が入ってきたら困るので、魔物の機嫌を損なわないように、気持ちよく帰ってもらうためにお菓子をあげるという風習になりました。
その時に良く聞くのがこれですね!
また、ハロウィンは、さまよっている死者の魂や悪霊が、人間の子供たちを連れ去らってしまう。
そういう言い伝えから、
子供達を守る為に、お化けの格好をして悪霊を追い払ったり、人間と分からないように変装して、連れていかれないようにしていた。
というような言い伝えもよく聞きますね。
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さいごに
ハロウィンは、ジャックという悪者がいましたが、彼は死後も一人ぼっちで寂しくさまよい続けているようです。
その寂しがり屋のジャックに反省してもらう気持ちを込めて、楽しませてあげるのもありなのかな?
そういう願いがあるのかは、分かりませんが、ハロウィンのお料理にはモンスターの雰囲気が出ている、お料理がとても人気です。
子供達と是非、ハロウィンを楽しく過ごしましょう!
10月になると街はあちこちハロウィン一色に染まっていきます。
気が付けば今年も残りあと数ヶ月ですね♪
また1つ歳を重ねてしまう…
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