高時給の求人が比較的多い、冷凍庫のお仕事(主にバイト)でピッキング作業や食品の種分け作業ってありますよね!
スーパーやコンビニの冷凍コーナーにある食品は、全て冷凍庫内のピッキング作業のもと、店頭へ運ばれてきてます。
今回は、
- 冷凍庫のバイトへ初めて申し込もうとしている。
- 体力に自信があるから冷凍庫バイトでガッツリ稼ぎたい!
- 暑い時こそ冷凍庫の仕事をしたい。
と、考えている方へ向けて『冷凍庫の仕事内容』について記事にします。
冷凍庫の仕事でピッキング作業とは?
まず、ピッキング作業というのはご存知でしょうか?
ピッキング作業とは、
- 作業場所は倉庫内
- 倉庫内の棚から商品を取り分ける
簡単に説明すると、こんな感じです。
文章で書くと、簡単ですよね!実際に作業そのものは簡単です。
比較的大きな倉庫内の棚には、種類ごとの商品が棚にまとめて置いてあります。
その商品を注文に合わせて、配達する為の箱やコンテナへ持ってくる作業です。
ネット通販大手のアマゾン倉庫内の種分け作業も、ピッキング作業と呼びますね。
温度変化を気にしない商品の場合、普通の空調が効いた倉庫内だったり、時には空調の効いてない倉庫もあります。(雑貨や園芸商品の場合など)
しかし!
冷凍食品を扱う倉庫内はもちろん、倉庫内全体が冷凍庫となっています。
一般的には-20℃に保たれています。
冷凍マグロの倉庫などになると、-50℃とか想像もつかない倉庫作業になりますが、一般的な冷凍倉庫内のピッキング作業の場合は、アイスや冷凍食品がほとんどなので、だいたい-20℃です。
当然と言えば当然ですよね!アイスなど店頭へ届く前に溶けてしまっては、商品になりませんから。
冷凍庫の仕事で体への影響は?
まず、冷凍倉庫内のお仕事で気になるのは体への影響です。
普段-20℃の空間って、冬の北海道とか、スキー場とかでないとなかなか体験できませんからね。
特に気を付けて欲しいのは、血圧が高めの人です。
人の体って、寒いところへ入ると身体を守る為に身体は縮こまります。すると、血管も収縮されるので、血圧が高めになってしまいます。
ところが、普段から血圧が高めの場合は、注意が必要です。面接時に現在の健康状態や血圧のことを聞かれる場合もありますが、聞かれない場合もあります。
もし、血圧が少し気になっているようでしたら、採用面接の時に聞いてみましょう。
基本的には、体力に自信があり健康な人でなければ、冷凍庫のお仕事は務まりません。
同じ倉庫内ピッキング作業といっても、快適な空間(25℃前後)で作業するのと、-20℃の空間で作業するのでは、肉体疲労度は何倍も違ってきます。
男女問わず腰痛持ちの方や、女性の場合は特に生理痛が強い人は冷凍庫のお仕事はやめておいた方が無難です。
あまりの寒さで、体を壊してしまっては元も子もありません。
それなら、極寒着の下にたくさん着込んでおけばいいのでは?と思うかも知れませんので、お仕事の時の服装について紹介します。
寒いのはちょっと…
と、感じてしまったあなたにおすすめするのは、こちら!
冷凍庫バイトの服装については、引き続きご覧下さい。
冷凍庫のお仕事で服装は?
冷凍庫内の服装については、必ずといって良いほど用意されています。
防寒着ではなく、極寒着です。
上着にズボン、長くつ(スキー靴のようなもの)はあらかじめ用意されています。
ただし、手袋については持参する場合がほとんどです。靴下も持参です。
手袋は、普通の軍手の場合は2重にしたり、軍手の上にスキー用の手袋を認めてくれるところもあります。ただし、これらは実費で用意が必要です。
靴下も厚手の物を2枚重ねて履かないと、足の指がしもやけになってしまいますよ!
また、ネックウォーマーやニット帽もほとんどのところで使用OKです。ただし、目出し帽はほとんどのところで禁止ですね。
極寒着の下にセーターを着こんで、カイロを貼り付けるのもOKですが、毎回カイロを2つも3つも付けていたら、コスパ的には良くありません。
ここまで読んで頂き、ちょっと無理そうかも…
と感じてしまった場合は、私は冷凍庫のお仕事はオススメしません。同じ時給でも他のピッキング作業もけっこうありますから、他を当たりましょう!
冷凍庫バイトは稼げるのか?
冷凍庫バイトのお仕事は、厳しい環境の為、同じピッキング作業のなかでは比較的時給が高めに設定されています。
ただし、単発派遣会社の登録で『今回は冷凍庫内の種分け作業です』となった場合は、本来の冷凍庫バイトの時給よりも、少なくなってしまう可能性もあるので、出勤契約を交わす前にきちんと確認をしておきましょう!
応募のタイミングや地域にもよりますが、2019年になってからの冷凍庫バイトでは、時給1,300円~1,500円くらいの案件もけっこう見かけます。
暑い時の冷凍庫バイトって快適なのか
暑い時こそ、涼しい!むしろ寒いくらいの冷凍庫バイトをしたい!
と、お考えの方へ伝えたいことが有ります。
暑い夏に冷凍庫のお仕事は、寒い冬の冷凍庫のお仕事よりも身体への負担は大きいですよ!
夏は体への負担が大きい冷凍庫バイトの理由
外気温が、冬(約5℃)と夏(約35℃)では30℃の差があります。そしてあなたの身体も季節に合わせて、体内調整(自律神経や汗腺など)されています。
ところが、冷凍庫内の温度は-20℃です。
冬の場合は温度差 約25℃ですが、
夏の場合、約50℃以上の差があります。
約2倍の温度差がありますので、体は慣れない環境で悲鳴を上げてもおかしくありません。
また、仕事量も夏の方が圧倒的に多くなります。
当然ですよね!
夏の方が冬よりアイス、買いたくなりますよね!
- 暑くて料理するのめんどくさいから…
- 火を使うと台所が暑くなって大変だから…
- 海へ山へバーベキュー!氷を用意しなければ!
冷凍食品の消費量は、冬よりも夏の方が断然多くなります。消費量が多いということは、お仕事も忙しく大変!とうことです。
その為、冬よりも夏の方が『冷凍庫の作業で求人が多い』のも納得して頂けるのではないでしょうか。
冷凍庫内作業のまとめ
今回は冷凍庫倉庫でのお仕事の1つ、ピッキング作業について紹介してきました。
正直なところ、
若くて体力にメチャ自信あり!!
という方へは、短期間で稼ぎやすいお仕事だと思いますので、オススメします。
しかし、体力に自信のない方、あまり走り回るのが好きではない方、生理痛が酷い女性の方へはオススメしません。
もし、家事の合間に週に2~3回、数時間のアルバイトだったとしても、冷凍庫のお仕事はそれなりの覚悟をして申し込んだ方が、私はよいのでは?
と思います。
なにせ、私も冷凍庫バイトの経験者ですからね。
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