佐原の町並みを紹介!伊能忠敬と人情あふれる商店街

千葉県北東部にある『水郷の町』

北総の小江戸と呼ばれている、日本遺産にも認定された商人の町です。現在は香取市佐原という観光地を紹介します!

 

管理人

今回紹介するのは、生まれと出身が香取市出身の私です

 

普段の佐原は過疎化が進んで静かな町並みです。

でも、桜の季節やGW、7月に行われる『佐原の大祭り』、10月には豊作を祭った秋祭りなど、観光シーズンは観光客がたくさん訪問する、商人の町です。

  • 夏祭り⇒7月の第2週(金土日)
  • 秋祭り⇒10月の第2週(金土日)

それぞれ3日間あります。

 

また、まるで時代劇のセットのような町並みも人気で、カメラを持った外国人の方も多く見かけます。

 

そんな田舎町、佐原へ電車で行く時は、時刻表のチェックは忘れずにね!

 

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佐原へのアクセス電車時刻のチェックは忘れずに!

電車で佐原へ行く時は、時刻表のチェックを忘れずに!!

JR東日本、千葉駅から成田線で

ガタン・コトン・ガタン・コトン♪

 

 

ご覧の通り、上りも下りも1時間にほぼ1本しかありません!

都心部の電車に慣れている方は、あまりの少なさにビックリすると思いますが、それも田舎町の醍醐味です。

 

駅を降りたら、まずは観光案内へGO!

 

佐原の観光案内所で観光地図を入手!

佐原駅を降りて真っすぐ80mほど(約1分)歩いたら、

交差点の角に観光案内所が見えてきます。

 

こちらでは、観光案内マップを入手することが出来ます。

 

ただし、20円必要です。

中を開くとこんな感じです。

 

 

佐原の町並みや観光スポットが分かりやすく書かれてますので、せっかく佐原へきたのでしたら家族やグループで1枚は、入手しておきましょう!

 

佐原のグルメ情報も載ってますので、お腹がすいたら立ち寄るのに便利ですよ♪

 

観光MAPが入手できる場所はこちらです。

『駅前観光案内所』

ここではレンタル自転車が借りられます。

  • 普通自転車 500円
  • 電動自転車 700円

借りられる時間は 9:00~16:30

 

観光案内所に入って左側、パンフレットが置いてある棚の裏側を除いて見ると?たくさんの有名人のサインなどが、さりげなく飾ってあります。

 

 

でも、有名人が来たよ!!

と、あまり自慢しないところも佐原に住む住民の人柄なんですよね!

 

 

それでは佐原の切り絵を軽く見てから、実際に佐原の町を歩いてみましょう!

 

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佐原といえば舟めぐり

佐原で一番の絵になるのはこちら↑

 

佐原の町の中心部を流れる”小野川”を舟に乗って、風情を楽しむ

小江戸さわら舟めぐりです。

 

  • 約30分
  • 料金は大人が 1300円
  • 子供(小学生) 700円

 

気を付けて、いってらっしゃい!!

 

佐原の町がそのままロケに使われてます

先ほど、観光案内所ではさりげなく有名人達の色紙があったと思います。実はここ佐原の町は、CMやドラマで使われていることがけっこうあるんですよね!

 

 

このように、今まで佐原のまちで撮影された時の様子も見ることが出来ます。

 

実際に使われている企業CMと佐原のまち↓

ロケ地の写真展も楽しめるのは、

こちらの『正上』というお土産やさんです。

川沿いを歩いているとすぐに見つけられると思います♪

 

ごく普通に玄関前に止めてあるバイク

『スーパーカブ』これだけで素敵な雰囲気を出しています。

 

続いては、伊能忠敬の旧宅をのぞいてみましょう!

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佐原を代表する有名人!伊能忠敬

誰か呼びましたか?

 

こちらは、伊能忠敬旧宅入り口前です。

 

佐原を現在も観光地と有名にしてくれてるのは、伊能忠敬のおかげなのは言うまでもありませんが、その伊能忠敬の旧宅は、なんと!

 

無料で見学することが出来ます。

 

拡大します

ほらね!

  • 開館時間 9:00~16:30
  • 休館日  年末年始

 

伊能忠敬の旧宅の様子

 

それでは、一気に中の様子を覗いてみましょう!

 

伊能忠敬が17歳で婿養子に入った、佐原の大商人の家

 

のちに、日本地図を作る為に使った測定器の模型

これは象限儀(しょうげんぎ)と呼ぶものです。

 

望遠鏡をのぞいて、星の角度を測るための道具です。

GPSも電気も無い時代では、星の位置をもとにして測量していたことが割ります。

 

これはなんでしょう?

 

 

遠くの山の方位(方向)を計ることで、より現在位置地を正確に計測していたのでしょう。

 

測量の日は、平成元年6月3日

そして年号が令和となり、2つの年号を引き継がれる記念の日です。

 

当時の姿をそのまま残した現在の旧宅

 

家の中はふすまでたくさんの部屋が仕切られています。

 

伊能忠敬の銅像

 

いかがだったですか?

少しは楽しめてもらえたら私としても嬉しいです。

そんな声が聞こえてきそうな銅像も、中庭で見ることができます。

 

旧宅と前の川(小野川)を挟んで反対側には、伊能忠敬記念館があります。

 

お時間がある時は覗いてみると、より伊能忠敬ファンになってしまうのではないでしょうか?

 

 

こちらは料金が必要です。

  • 大人 500円
  • 小・中学生 250円
  • 開館時間 9:00~16:30

 

また、伊能忠敬記念館の裏には、

実際に覗くことが出来る

象限儀(しょうげんぎ)

が置いてあります。

 

 

では実際に中を覗いてみましょう!

 

この象限儀の中っていったい?!

 

おぉ~・・・・

なんともユーモアあふれる作品でした。

 

 

つづいては、さわらの町の風景を楽しみ下さい。

 

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さわらの町並みとお土産屋さん

風情あるお食事やさん

 

こちら洋麺店って?

 

スパゲッティ屋さんでした。

 

ふと立ち寄った雑貨屋さんでは?

連鶴?

一枚の和紙から作りだされて折り鶴のようです。

 

 

これらの折り鶴は、たくさん並べてあるのではありません!たったの1枚の紙を折ってつくったので、全ての鶴が繋がっているんですよ!

 

なんと!これらの鶴もそれぞれ一つの群れが1枚の和紙で作られているなんて、驚きです。

 

つづいては、お土産屋さんです。

 

 

 

そのまま博物館に置いてありそうなものが商品として、普通に売っています。

 

 

 

手作りのろうそくも可愛らしいですよ!

ステキな模様で、きっと高いんだろうな…

と、思って値段をチェックしてみると?

 

1本あたり100円と数十円です。

 

  • 8本で1,188円
  • 14本で1,728円

 

 

 

佐原でみつけた雨でぬれると桜が浮き出る傘を発見!

こちらは、お店の店頭に並んでてちょっと気になったので覗いてみました。

 

こちらの傘は、雨に濡れると桜の模様が浮き出る傘です。

傘の骨組みは16本としっかりとした作りの傘です。

 

同じような傘をネットで探すと4,000円近くしてしまいます。

 

ところが、佐原という町では

1,080円で買えてしまうなんて!?

お洒落な傘なのに…田舎だからなのでしょうか?

 

もし、あやめ祭りの季節

令和元年

  • 5月25日~6月23日

に行く時は、是非素敵な傘と一緒にお出かけしてみるのはいかがでしょうか?

 

 

商店街を歩いてると、すぐにみつけられますよ♪

まだまだ、佐原の魅力は続きますよ!!

 

小江戸に似合わない赤レンガの建物

こちらは小江戸の街に似合わない

赤レンガ作りの建物です。

 

三菱館(みつびしかん)です。

1914年に建てられた元三菱銀行の洋館です。

 

現在は観光案内所となっていて、館内には当時を再現したミニチュアが飾ってあります。

 

他にも街を歩いていると心和む風景が飛び込んできます。

 

 

旅館の様子

 

生活に欠かせない、ザルの製品も見つけました!

お蕎麦屋さんなどに行かないとなかなか見かけないザルですが、外国人の方に人気のようで、This is a Zaru! と言って手に取って喜んでましたよ!

 

 

そしてそして、小野川の下流には、

まるで鯉が天にも昇る様なオブジェクトも心を弾ませてくれますよ♪

開運橋という橋で、渡るときっと良いことがやって来てくれそうです。

佐原の町とその周辺の町では、川魚が有名で、

うなぎ・しじみ・川魚の佃煮や甘露煮などが人気のお土産となってます。

 

佐原ので素敵な手ぬぐいのお店『シャローム ナカトラ』を見つけました!

今回のさわらの町もそろそろお帰りの時間です。

そして最後にとっても素敵な

おばあちゃんが1人で切り盛りしているお店に出会いました。

シャローム ナカトラという

佐原まちぐるみ博物館のお店です。

 

かつては、倉庫だった物置をそのまま使い、現在では素敵な雑貨屋さんを営んでおります。

さすが!

かつて物置だっただけあり、天井の梁の様子などは当時のまま残してあります。

おばぁちゃんの話しでは、

 

あの東関東大震災の時は、壁や柱がミシミシといってとても怖かったですが、無事に耐えてくれたそうです。

 

ただ、屋根瓦は全て落ちてしまい、当分の間は青いビニールシートをかぶせてあったそうですよ!

 

そこで見つけたのが、こちらの素敵な手ぬぐいです。

全部で5種類あって、この手ぬぐいは

まるで本のようになっているのです。

 

広げるとこのような感じです。

せっかくだったので、私は

むかし話し『かさじぞう』の手ぬぐいを買って帰りました。

むかしむかし

まずしい おじいさんが

かさをうりに まちにでました

 

けれども かさはひとつも うれません

 

おじいさんは

うりもののかさを

おじぞうさまに

ぜんぶあげました

 

それでもたりないので

おじいさんのてぬぐいも

あげました

 

そのばん

おじいさんのいえのそとで

 

なんとそこには

おじぞうさまからの おれいのしなじなが

おいてあったのでした

 

小学校の時に国語の授業でやったのを思い出して、嬉しくなれたひと時です。

 

 

糸をほどいて広げると、このような絵柄になっているのですが、

まだもったいなくて広げられてません。

このようになっています。

 

このてぬぐい、

誰かにプレゼントとして渡したい!

きっと喜んでくれるはず。

 

私の実家は佐原の近くですが、このてぬぐいはこのお店『シャロームナカトラ』さんでしか取り扱ってないらしいです。

 

その理由は、もう店じまいしようとしていた手ぬぐいやさんから、直接取り寄せているからです。

 

なので、実家へ行った時に母にあげようかと思い、それまでは大切にしまっておこうと思います。

 

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そうそう、このお店には、

撮影禁止!という張り紙が貼ってありました。

 

その理由を聞いたところ、数年前に写真ブームがあったらしく、その時勝手に店の物を移動して写真を撮ったり、テレビの真似をして陶器製品を指で叩いたりしていたお客様が多かったので、張り紙をしたそうです。

 

でも、ちゃんと写真を撮りたいことを言ってくれれば、気にせず撮っていいですよ!と言ってくれました。

 

 

ステキなおばぁちゃんのお店

シャローム ナカトラ はとても良い博物館兼雑貨屋さんでしたよ。

 

佐原という町のまとめ

いかがでしたか?

佐原という町は、凄く静かで江戸の風情を楽しめる町並みです。

 

千葉県の成田線へ乗った時は、ぶらり旅をしてみるのも、楽しいですよ。

 

とてもおだやかで、風情あふれる田舎町。

佐原(さわら)で

途中下車の旅としても楽しく

宿をとって佐原を満喫するもよし!

 

ここ近年は、日本の観光客よりも海外からの観光客の方の方が多いみたいです。

 

佐原といえば、一度は行ってみたい!

 

 

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