サラリーマンの悩み!
どうして上司は分かってくれないの?なんで、いつもわけわからないことを言ってくる人が上司なの?
会社勤めをしていると、会社の人間関係や仕事上でのストレスは付きものです。
そこで、先日幹部の人達とだいぶ遅い新年会(早すぎる花見)に行ってきましたので、その時に話した内容を暴露します。
ちなみに私の勤め先は製造業なので、サービス業やIT企業関係の方には向いてない内容です。
もし、あなたがものづくりの中小企業へお勤めでしたら、きっと通じるところがあると思いますので、一読して明日からのお仕事の役に立ててください。
まずは、私の勤務先のイメージと会社での立場を簡単に紹介して、その後に幹部達が思っている従業員たちへの気持ちを暴露していきます。
幹部も現場出身だった100人程度の中小企業内訳
私の勤める会社の内訳は、大きく分けて
- 管理部
- 営業部
- 資材部
- 製造部
4つの部署に分かれています。
管理部の中には、社長をはじめ経理や4名の取締役も含まれます。
そして、営業部は営業部長をはじめとして営業部隊(会社の顔ですね!)
資材部は営業が取ってきた仕事を外注手配だったり、内製手配したり、あとは材料や工具の発注などをやっています。
そして、私が配属されているのは、製造部です。
物づくりをやっているところで、いってみると会社で利益を生み出している部署です。
当然のように社内でも人数は多く、製造部のなかでも分かれていて、延べ75名の人が物を作る為の作業をしています。
そして、今回会合をしたのは、取締役2名と部長1名、そして私の合計4名です。
私を含めて、2人の取締役はもちろん、部長もみんな現場出身の元エンジニアです。(私は現在もエンジニアになるのかな?)
どうして、お前(執筆者の私)がそんな席にいるんだ!?となりますが、それについては今回あなたにとって、どうでもいいことなので、『こんな仕事を経験してるんだ』程度に関連記事を載せておきます。
<<関連記事>>
話しは戻ります。
現場で働いていると、
私の勤め先では、このような声も聞こえてきますが、きっとこれはどこの会社でも少なからずあると思います。
今まで勤めてきた2社でも、同じような声は上がっていました。
でもね、
どのように見てるの?って気になりますよね。
では、私の勤め先に限ってですが、こんなところを見てるよ。というところを紹介します。一例として、ご覧ください。
幹部になる人ほど悪いところは見てない!
会社では、問題があったり業務に支障をきたすようなことや人材がいたら、そこを叱るべき!だと思います。
私もそう思っていました。
ところが、取締役の2人はちょっとくらいのことはよほどでない限り、小さな失敗や職務怠慢(らしいこと)は見てません。
見てない、というと誤解されそうなので補足しますと、小さな失敗は気にしない。それよりも頑張った成果(良い結果)を高く評価する。傾向があります。
これは、現在の勤め先だけではありません。
前職も前々職も同じでした。
わたしも、その気持ちはわかります。
例えでいうと、
それについて、親は怒りますか?
そのことを褒めてあげるんじゃないですか?
『子供と一緒にするんじゃない!』
そんな声も聞こえて来そうですが、でもやっぱり会社でも同じなんだな。って感じました。
幹部のホンネ!社内での信頼関係と評価
幹部達が口をそろえて言っていたことです。
この言葉には私もすごく同感致しました。
実際、現場で働いていると文句ばかり言っている人と、文句を言われても気にせず淡々と業務を進める人。
大きく分けて2タイプの人種がいると思います。
そして、前者タイプの人は一緒になって文句話しをしていたはずなのに、一緒に会話をしてた人が少し職務が変わると、今度はその人の悪口を行ったりしています。
また、後者タイプの人は与えられた業務はきちんと進め、作業が早くなりゆとりが見えてくると新人や困っている人を手伝うような姿を見かけます。
だからこそ、今回私の勤める会社の幹部達が言ってた言葉
というのも納得です。
小さな失敗やミスに「とやかく言う」よりも、その人の頑張って結果を出した様子だったり、任せて良かった。という安心感を高く評価しています。
今、すぐに認められる!
というわけではありませんが、会社で業務をしていると、いつも○○さんだったらきっと答えてくれるはず。
そんな信頼関係が生まれて、初めて会社での評価の対象となってきます。
ただ、その一人だけを高評価すると、今度は他の人から『どうして、あいつだけ!』というような意見も当然のように出てしまうので、上層部になるほど、社内全体を見渡してます。
見渡す為には、はやり各部署の職長の意見を一番大切にします。そして、各部署ごとの職長意見を聞いて、○○さんだったら、他の人も分かってくれるだろう。
そうなって、初めて評価へ繋がってきます。
今回の会合で私を誘ってくれたのは、会社の職長だけの意見ではなく、従業員側の意見も知りたい。ということで、私を誘って来たのだと思います。
ちなみに私は、前職や前々職では職長経験があります。そして職長へ誘いを受けたこともありますが、現場第一主義で行きたいので。という理由で、2回断っています。
※それに、職長になったら、仕事中にコッソリブログ記事を打ったりなんて、出来ませんからね(汗)これは、ここだけのヒミツです。
50代後半の幹部は昔話しが好き
今回一緒だった幹部(取締役)2名はどちらも50代後半です。学歴も有名大学出身とかではありません。
1人は高卒で、現場からのたたき上げ。
もう1人は、20代の時に2回転職経験があり3社目で現在の会社へ来てから30年勤めています。
(私も2回転職経験があるので、そういう面では話しが合います)
2人とも定年という時期が近づいてきた年齢です。
そして、バブル景気を経験してきてます。
現在は時代が違う。と言うことを十分わかっていても、はやりバブル時代の良き時代のことが忘れられず、その時の思い出話しをしてくれました。
過去に数回、会合という名の飲み会へ誘われた時も、同じような話をしてました。
ちょうどバブル時代は、取締役2人が20代で現場でバリバリと頑張っていた時の時代です。その当時は、寝る間も惜しんで仕事したなぁ…
やっても、やっても仕事が次から次へと来て、ほんとに休む暇なんてなかったよ。
毎回同じようなことを語り始めます。
私はいつも
と、心の中で思いつつ、大変だったんですねぇ~
と上手にねぎらうようにしてます。
幹部達の意見に同感して条件を提示してみよう!
上層部の人達ですが、そんな過去の栄光を自慢話しのように言って来たと思ったら、突然次のようなことも聞いてきます。
そのような事を聞いてきます。
私は、思いました。
これって、その○○君にその新しいNC機械を任せたいんじゃないのかな?
(そのように感じました)
そこで、私も○○君だったら適任だと思いましたが、素直には伝えず、ちょっと意地悪な質問をしてみました。
○○君もいいけど、どうしてその先輩の▲▲さんじゃないんですか?あと、この時期に新しい機械(数千万)の設備投資をするのって、何か理由でもあるのですか?
すると、
なるほどね!
と、私は推測します。
少し間をおいて、私は伝えました。
それに、まだ若いから機械の覚えも良いでしょう。
すると、この話をしてきた幹部は、
そうだよな!ありがとう。
と、言って手を差し出してきて握手を求められます。
(内心、おじさんと握手したくないんですけど…と心の声)
※プライベートでこんな記事も書いているので、手には少し自信があったので。
まぁ、ハンドクリームはどうでもいいとして、
ところで○○さん(1人の取締役)、最近私と□□さんで使ってる機械なんですけど、どうも調子が悪いんです。保守期間が過ぎているので、メーカーを呼ぶと修理代が非常に高額になります。
そこで、私が分解して部品だけ発注してみようと思うのですが、やってもいいですか?
でも一応、直属の上司に伝えといてね。
私はそこからの報告という形にしておくから。
もともと機械いじりが好きな私にとっては、ちょっとした部品交換だけで、高額な出張費や工賃が取られてしまうことに、不満をもっていました。
でも、そのことを上司へ伝えると、もしそれで壊れたらどうする?責任とれないでしょ!
ということで、許可されなかったんです。(上司の意見も当然と言えば当然なことです)
でも、今回は許可されることが決まりきった上司への再申請なので、却下されることはありません。
上層部の人ほど人情深かった
今回の会合を通じて感じたことは、会社ではお偉いさん達ですがとてもフレンドリーな雰囲気でのお食事会でした。そして、従業員のことを考えている人情深い人でした。
そして、社内の現場からは陰口を言われている上層部の人達ほど、現場の一人一人のことを考えているんだな。とも思いました。
まだ若い彼に新しい機械を任せたいのは、彼に自信を持ってもらい役職を付けてあげたいからだった。ということは、言うまでもありません。
取締役さん、ここで暴露するか?
おいおい、それ、余計な知識入れないでよ~!
と、私が感じてしまった会話があります。
それは、
そこで私は、なんの話ですか?
と尋ねると、□□□係長って最近すこし薄くなってきてたでしょ。本人はけっこう気にしてたらしく、初めはつけるタイプを試してみたけど、効かなかったんだって。
そこで、いろいろと試したところ半年くらい前から、飲むタイプの育毛剤みたいなのを試して、現在の状態になってきたらしい。と言うことを教えてくれました。
おいおい、薄毛の話しか!!
そんな情報聞いてしまったら、これから□□□係長と話しをする時に、視線が毛髪へいってしまい、気になってしょうがないじゃないですか!
と私は、取締役2人に文句をいいましたが、知ってしまったことはしかたがありません。
と、釘を刺されたことは言うまでもありません。
私は隠すことが出来るか心配です。
まとめ
今回は、中小企業の製造業で働く私の会社のことでしたが、きっと同じように社員一人一人のことを考えてくれてる上層部の人達は多いと思います。
少なからず仕事での不満があったとしても、私のような人を通じて従業員の意見を集めている人も、いるかもしれませんね。
私は俗にいう、チクリな人かもしれませんが、私も特に媚を打ってるわけではありません。
現在の会社へ入社して3年間『振られた業務は絶対に断らない精神』でやって来たからこそ『ある程度意見を聞いてくれるようになったのではなか』と感じてます。
これが入社して1年目や2年目だったら、今回のような食事会へ誘われることもありませんでした。
こんな私ですが『伝え方が9割』という本を読んで学んだことは、お偉いさん達と会話するうえで役に立ったことは、言うまでもありません。
製造業って、物を作るのも楽しいけれど、私は今回のような職場の外でのやり取りも、けっこう楽しんでいます。
職場では偉い人達ですが、一歩外へ出ると、単なるおじちゃんですからね。
<<おすすめ記事>>
コメントをどうぞ