バカラはフランスの有名なクリスタルグラスの製造メーカーです。
贈答品として、世界中に愛用者の多いバカラグラスですが、女性なら1つくらいバカラのアクセサリーもほしかったりすると思います。
今回は一人の女性が年上の人からもらったクリスマスプレゼントのお話しです。
思い出のネックレスのきっかけはガラスペン
私は3年くらい前に、以前勤めていた職場で12歳年上の男性と知合いました。
知り合ったといっても、同じ会社で職場は違うだけ。私は事務職、彼は現場で働くデザイナーです。
始めての出会いは、社員食堂で偶然隣の席になったことでした。
食事をとりながら仕事のメモを取っていたのです。
よくある風景ですが、彼は不思議なペンを使っていたので、聞いてみたところガラスで作られたペンを使っていたのです。
すごーい!
面白いペンですね。
私でも書けるのかな?
初めて見たので、驚きのあまりつい、言ってしまいました。
そうすると、名前も知らない年上の彼は使わせてくれました。
なんという不思議な書き心地です。
紙の上をすべるように、ボールペンとは違い、万年筆とも違う。
それが彼と話すことになったきっかけです。
楽しみの社員食堂とお誘いの拒否
ガラスペンがきっかけで話す機会が増え、いつの日か会社のお昼休みが楽しみになってきます。
そんな彼から、メールアドレスを交換しない?
と言われて、その時も彼は、持っていた付箋へ軽快にガラスペンでアドレスを書いてくれたのです。
私は少し彼の事を気になってはいましたけど、年は12歳も年上です。
そして、どこか私のタイプでは無かったのです。
それから1か月か、それ以上たったころです。その男性から会社終わってからのお誘いがあったのです。
でも、やっぱりなんか違う。嫌いじゃないんだけど、タイプじゃない。
それに、今後会社でギクシャクするのも嫌なので、会社以外でのお誘いは断り続けてました。
お誘いと、それから1年後
私はその彼とは、少し距離を置きます。
お昼はなるべく同じ事務の女性と一緒に食べて、彼とは離れた所へ座るようにします。
でも、時々メールは交換してます。
当たり障りのない、仕事のことがほとんどです。
そんな状態がつづいて、1年が過ぎたころ
彼からのメールが一切途切れてしまいます。
良かったのでしょうが、なぜか気になります。
そんなとき、久しぶりに1通の短いメールが届きます。
「ねぇ、今度デートしない?」
なんの前振りもなく、いきなりです。
よく分からず、つい
OK!
の3文字を送ってしまいます。
遊園地や花火大会などへ出かけたデート
私はやっぱりその12歳年上の彼はタイプではなかったので、真面目な付き合いをしたいとは思っていなかったのです。
彼はデザイナー職のせいなのか、遊園地や花火大会へ行っても「楽しい」の感覚が私とは少しちがいます。
デザイナーさんだからかな?
なんとなく楽しい感覚がちがうのです。
やっぱり違うかも・・・
バカラのネックレスは大切な思い出です
そんな彼から、昨年のクリスマスに突然、
プレゼントをもらいました。
箱を開けてみると、ハート形のネックレスです。
箱には
Baccarat
の文字が書いてあります。
バカラのネックレスだ!
そして、ガラスペンで書いたメモも入っています。
ビクビクしながらメモを見ると
「デザイナーとして独立します。」
びっくりしたのと、同時にどうしていいのか、分かりません。
そして、何を伝えたかったのかも分かりません。
メールアドレスも変えたのか、複数持っていたのか分かりません。
でも、お礼だけはきちんと伝えたかったのですが、
歳が明けて会社へ行くと、彼はもう退職したあとでした。
そんな不思議な彼からもらったネックレスは、今でも良い思い出として、アクセサリー箱の奥へ「静かに」しまっています。
最後に
妻の美術大学時代からの友人で、実際にあったお話しです。
美術系の人って、不思議な交友関係なのかな?
と、素朴な疑問をもちましたが、それも人生ですね。
クリスマスプレゼント選びの参考にしてもらえたら幸いです。
つづいて、一人の男性がクリスマスに
ある女性へプレゼントした腕時計 のお話し
もいかかですか。
また、関連記事として
クリスマスプレゼントの選び方 でまとめてみました。
プレゼント選びに悩んだ時は、参考にどうぞ。
最後まで読んで頂きありがとう御座いました。
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