派遣社員時代だった時のストレスを糧にフリーへ転職して、やりがいと充実度は何倍も上がった30代女性の職業体験談を紹介します。
派遣社員で理不尽なことを多く感じている人は、フリーのお仕事も有りかもしれません。
派遣社員だった時の長い通勤時間
前職は派遣社員でした。そして派遣会社の紹介で、メーカーにて品質保証部門の品質情報登録作業を行っておりました。
私は郊外に住んでいる為、勤務地である都心へは片道2時間かけて電車通勤をしていました。
1日の中で往復4時間分を通勤時間に使ってしまうことは、もったいなぁ。と思いつつも、なかなか理想の条件が見つからず、移動時間は読書やネット情報を集めてたりしていました。
在宅オンライン秘書へ転職して感じたこと
その後転職して現在は、在宅ワークでオンライン秘書をしております。
コロナにより派遣社員時代から時々在宅勤務はしておりましたが、やや大手のメーカーだったので、仕事が無くなってしまう心配はありませんでした。
ところが今度フリーに転職してからは、自らお仕事を探さなければなりません。
その為、自分で自分を売るためにどうしたらいいか考えるようになったので、無駄な通勤時間は無くなった代わりに、仕事が切れてしまう不安は増えました。
しかし、通勤時間で費やしていた1日4時間分の時間を他のことに使えるので、気持ちに対するゆとりは持てるようになりました。
そのかいあってか、転職後は派遣会社へ依頼を出すような大手メーカーではなく、個人のお客様とお仕事をする機会が増えました。
派遣社員からフリーへ転職した理由
前職の派遣社員時代でやってた仕事は、チームリーダーがその日によって機嫌が変わり、指示がコロコロと変わってしまうことが多く、非常にやりにくかったです。
また、昨日の指示の通りに仕事をすると、今日はそれがダメだったりで振り回されました。
仕事が慣れてくると、じわじわと色々な仕事(本来の業務以外のこと)を押し付けられましたし、感情的な人で怒鳴られることもよくありました。
そんなことから、私自身体調を崩すことも多く、期間満了で派遣社員を辞めてフリーになったのが転職した理由です。
転職する時に心がけたこと
私が転職する時に特に心がけていたことは、仕事が途切れないか?です。
コロナ禍で、かつ一人暮らしだったので、派遣会社からこれまで通り仕事がもらえるのか?ということは切っても切れない不安感です。
派遣会社のサイトを見ると、2年前は自分の得意分野の仕事が都心で80件あったにもかかわらず、転職(コロナ渦)時には20件ほどになっておりました。
すっかり買い手市場になっており、まずは派遣会社から仕事をもらえるよう派遣会社の営業さんとのやりとりに気を付けていましたが、結構厳しい言葉も多かったです。
その為、結果として自分で在宅ワークをする道を選びました。
フリーに転職して感じた世界観
前職では体調を崩したので、結論から言えば転職して良かったと思います。
また、フリーになった今は
- 自分で自分を売るということ
- どうやったらライバルと差別化を図れるか
などを本を読んだり、人に教わったりして毎日考えるようになりました。
プレッシャーは増えましたが、考えることがとても楽しく充実しています。
初めて実際に売り上げがあったときは、社会人になったときの初任給より何倍も嬉しかったです!
例えば同じ1万円の収入でも、転職後の1万円のほうが汗水が染み込んだ貴重な1万円に感じ、達成感は何倍も違います。
これからも毎日PDCAを考え、改善をし、ひとりで在宅ワークをしていきたいです。
また、色々なお客様に出会えることや個人のお客様のビジネスに携わり、大手企業では見ることのできなかった世界が見られ視野が広がりました。
これから転職を考えている人へ向けて
転職したいと思ったら、いきなり辞めてしまうのではなく、次の仕事を獲得するまでの生活資金をどうするのか決めることをオススメします。
私は体調を崩した際にお医者様から、
「社会保険で傷病手当金が18ヵ月間もらえるから安心するように」とアドバイスを頂きました。
実際に傷病手当金をもらっておりましたが、こんな手当がもらえると教えてくれたお医者様にとても感謝しています。
また、体調不良での退職なので、ハローワークで失業手続きをした後で居住している市に申請をすると国民健康保険料が減免され、とても助かりました。
もし前職を辞めてから次の仕事に就くまでに間があくようであれば、市町村単位でも色々な制度があるので利用し、できるだけ支払いが少なく済むように手続きすることをオススメします。
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