営業事務って何するの?正社員と派遣社員の違いの体験談

営業事務ってなにするの?

営業事務って、いったい何をするの?どんな仕事をするの?

業界や職種が違うと作業内容は様々ですが、

 

基本的なお仕事の内容は

『営業のサポートや営業のアシスタント』をするお仕事です。

 

会社の営業さんはほとんど社外にいたり、社内に居ても得意先の電話応対や接客が多く、そんな時に縁の下の力持ち的な存在なのが、営業事務です。

 

ちょっとこの前の資料持ってきてくれる?

はい、畏まりました。

先日お客様の要望に沿って立てたプランですね!

そうそう、それ!

まもなくお客様が来店するからさ。

 

ここでの場合、プラン(企画書)を作ったり、すぐに資料を準備(印刷)して持ってきてくれる人が営業事務のお仕事です。

 

それではもう少し具体的に、

  • 正社員
  • 派遣社員

両方の営業事務について紹介します。

 

今回紹介してくれるのは、正社員・派遣、そして現在はパートとして営業事務をやっている、主婦の方に教えて頂きます。

管理人
管理人

こちらの方、営業事務として合計10年以上のベテランの人です。ひょっとすると、新人営業さんの教育係なんかもやってるのではないでしょうか?

教育係はやってるかどうかは別として、
子供が少し大きくなったので、営業事務のお仕事をやってみようかな?と思っている主婦の方は是非、参考にして下さい!

 

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日用品製造・販売メーカーの営業事務内容(正社員で6年6ヶ月勤務)

私が短大在学中、親友の勤めていた会社に欠員が出てしまい、就職難の時代でしたので、誘われるままにアルバイトから就職しました。

 

当時は給与の話など全くないまま入社しました。

 

給与はあまり出せないけれど、ボーナスはしっかり出してくれるよ

と親友が話してましたので、そのまま鵜呑みにして入社。

 

始めは一般事務と入社してその後、営業事務へ移動となりましたので、まずは一般事務の様子から紹介します。

 

短大新卒、一般事務のお給料と福利厚生

一般事務

まず、一般事務員として入社した時のお給料は、手取りで約16万、ボーナスは2.5~3ヶ月分頂いておりました。

(現在のその会社は、業績不振の為、そこまで貰えてないようです)

 

福利厚生もしっかりしてました。

 

入社から3年間は一般事務の仕事をしており、社長がオールマイティーな人材を育成したいということで、

一般事務から営業事務に移行していくことになりました。

 

営業事務へ移行してからの業務内容

営業事務の仕事内容

3年間一般事務としての経験を積んでから、配属された営業事務。

 

まずは、営業事務の仕事を紹介します。

  • 得意先への見積書作成
  • 上司と商談に出向き、打ち合わせ内容の資料作成
  • 百貨店・量販店催事の準備の手伝い
  • 商品企画書の作成
  • 催事や生協のチラシのラフ案作成のお手伝い、チラシの構成
  • 楽天市場へお店を出していたので、その画像アップの仕事

 

これら以外に手が空いていたら、

 

受注入力、商品の検品、発送作業のお手伝いもしてました。

私の中で特に印象的だったお仕事は、百貨店の閉店後、催事の入れ替えで商品や棚などを搬入をしたことです。

 

百貨店の裏のエレベーターで商品をどんどん運びます。

営業さんがフロアマップを作成しているので、300種類ある商品を陳列マップ通りにダンボールを運びます。

 

そして、商品1つずつに金額ラベルを打ちながら並べ、商品ポップの貼り付けや作業台の幕張りも行います。

 

作業終了は23時前でした。

でも、残業終了後に催事場が出来上がるのを見るのは楽しかったです。

 

大変だった営業事務の業務内容

大変だった仕事は、某生協のチラシ作成でした。

商談前に、提案商品は各メーカーからサンプルや企画書を取り寄せ、それを 生協専用フォーマットの企画書に、商品の写真、サイズ、説明書きを入力します。

 

営業さんが商談し易いように用意を進めていきます。

 

チラシに載せる商品が決まると、ラフ案作成後すぐに印刷会社に作成依頼をします。

印刷会社へ依頼内容を伝えて、準備が整うまでの間に校正して、すぐデーターを送信します。

 

商談前日は22時までの残業が当たり前でした。

もちろん残業代はしっかり出ます。

社員だから残業が当たり前なのかもしれません。

 

当時はまだ若かったので、連日遅くまで残業が続いてもけっこう平気でした。

たぶん気持ちが高まっていたのと、やり終えた後の達成感がすごくあったからだと思います。

 

このメーカーのお陰で、どんな会社に行ってもやっていける!という仕事を身につけられ、今後の自信にもつながりました。

 

続いては、

結婚して子供が生まれ、しばらくしてから派遣会社経由で営業事務のお仕事をした時の体験談です。

 

派遣会社経由で営業事務をやってた体験談(期間は6ヶ月)

営業事務は基本PC作業

結婚して出産後、居住地が変わり、コンビニでアルバイトをしていたのですが、あまりにも時給が低くて、派遣会社に登録をしました。

 

派遣登録後、そこそこ大きなメーカーにて繁忙期の受注入力(当時の時給900円)をもらっていたのですが、その年の業績が伸び悩み半年後に契約打ち切り。

次に声をかけて頂いたリース会社が営業事務がほしいとのことでしたので、そのリース会社の面談を受けることにしました。

 

本社は東京にあるのですが、私が勤務することになる支店の従業員は上司の1人のみでした。

面談をした時に上司と私の出身地が一緒で意気投合をし、即採用!

  • 時給は1,070円
  • 9時~13時の4時間勤務
  • 福利厚生、交通費は無し

 

営業事務の仕事内容は

  • 上司の変わりに得意先に来社、資料の授受
  • 契約書・見積書・資料作成

という条件でした。

 

実際の仕事でメインの仕事は、決算書の3期分の書類を会社専用ソフトに入力をし、○○データーバンクのサイトにて、その会社の業績を調べる仕事でした。

 

簡単に言うと、PC入力です。

 

派遣先で営業事務の仕事をしてた時の仕事内容

私の派遣されたリース会社は、機材を貸し出す会社に問題があると、貸すこともできないという規定があるので、入力は確実に行わなければなりません。

決算書を初めて見た時は本当に苦戦しましたが、上司がしっかり教えてくれたので慣れるのも早かったです。

 

上司は本当に良い方で、

「書類を得意先に届けたら直帰して良いよ」と、

いつもお声をかけて下さり、子育てしながらでも無理なく仕事ができました。

 

急な休みの場合は、リース会社(勤務先)の上司にのみ連絡をすることになっており、急ぎの仕事はいつも無い状態にしてくれているので、とても働きやすかったです。

 

派遣会社への勤怠報告方法

雇用元である派遣会社の勤怠報告は、パソコン上の入力のみでした。

専用ソフト内へ勤務時間を入力して、承認ボタンをリース会社(出向先会社)の上司が入力すると、給与が支払われるシステムでした。

(この方式は派遣会社や出向先によって様々だと思います)

 

残業した時は残業代も支払われることになっておりましたが、残業をすることもなく、時間通りの作業でした。

※上司の方は、私に小さな子供がいることを気遣ってくれてたのかもしれません。

 

派遣会社で短時間の事務を見つけることは容易ではないですが、子育てしながら事務をするのは、私は派遣会社がお勧めです。

ただ、派遣先によっても様々なので派遣会社へ登録の際、確認しておきましょう!

 

また派遣先との面談で、子育て中で急な休みの対応は?

など、気になることは先にしっかり聞いておくことが大切だと思います。

 

6ヶ月間お世話になったリース会社の契約延長の話もありましたが、旦那の仕事の都合上、引っ越さなければならなくなってしまい、通えなくなってしまいます。

泣く泣く派遣終了となりました。

 

※派遣会社での契約期間は、3ヶ月毎や6カ月毎の契約が一般的です。

 

正社員と派遣社員で営業事務を経験したその後

今現在も違う会社で、パートとして営業事務をしております。

 

営業事務のメインのお仕事は、

社員さんとお得意先の橋渡しのサポートをすること

です。

 

雇用形態が正社員であっても、派遣社員であっても変わりはありません。

違うと言ったら、仕事量と内容の濃さだと思います。

 

どちらにせよ

社員のみんなと一緒に成果を喜ぶことが営業事務で一番やりがいのある仕事

だと思っております。

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営業事務って何するの?のまとめ

営業事務のお仕事については、なんとなくイメージ出来たのではないでしょうか?

勤務先や業種や業界によって内容は違ってくると思いますが、

 

営業の人をサポートする業務

ということには変わりありません。

 

また、派遣として営業事務の場合は

  • ここまでの時間で出来る業務と区切りがハッキリしている

正社員としての営業事務は、

  • 更なるスキルアップの為、仕事量や時間の区切りがあまりない

というような感じがします。

 

どちらにしても、えっ、こんなんじゃなかった!

とならないように、採用前に気になることはしっかりと確認しておいた方が後々、気を使わずに済むと思います。

 

今回の体験談が、あなたのお仕事探しの参考になれましたら幸いです。

 

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