文章を書くことを学ぶと、良く聞くことの一つとして『型に当てはめて書く』という方法が有ります。
ライティングを学ぼうとしている人や、ブログで1日1記事を頑張って書いていこうと思っている人だったら、1度や2度、いやそれ以上によく聞くフレーズだと思います。
そこで今回は、
を8つ紹介します。
では、いきます!
結論優先型文章のテンプレート:型1
業務的な報告書やブログでノウハウ発信記事を書いていたり、相手にメッセージを確実に伝えたい『結論を優先させた』テンプレートを紹介します。
- 結論を始めに書く
- 結論にたいする理由や根拠を書く
- その理由に至った詳細や背景を書く
- まとめを書いて文章を締めくくる
企業などの報告書はまさにこれですね!
よく、始めに結論を持ってきて相手を納得させて、中身を読んでもらう方法です。
重要度順型文章のテンプレート:型2
宣伝文や商品説明、コニュニティーの会報(自治会誌や社報)などで、伝えたい情報に優先順位を付けて順番に書いていく『重要度順に書いていく』テンプレートを紹介します。
- 初めに伝えたいテーマを書く
- 少し掘り下げた情報を書く
- より突っ込んだ情報を書く
- テーマについて最も伝えたい情報を書く
初めに、1つのテーマに興味を持った人を引き付け、読み進めていくと『そうだ!そうだ!もっともだ』と思ってもらえる時に使える方法です。
比較型文章のテンプレート:型3
複数の情報を比較して、論理的な文章で引き付け、説得力を持たせたい時に使る『比較結論型』のテンプレートを紹介します。
- 初めの情報を書く
- 比べる情報を書く
- 複数の情報を比較し結論を書く
Aはいいですね!Bもいいですね!!
それだったら、両方たしてCにしちゃえばもっといいんでは?という時に使いたくなる方法です。
例えば、テレビショッピングで見かける
『今ならなんと!さらに○○まで付いてこのお値段!』
これは少し違う例のように感じますが、今までのお値段と比べてさらにお買得!という比較情報を結論として持ってきた文章パターンではないでしょうか。
提案型文章のテンプレート:型4
ビジネス文章でよく使われる、企画書・提案書・プレゼン資料などで使われるもっともスタンダードな形式です。まさに、『提案型』のテンプレートを紹介します。
- 現状
- 提案
- 具体案
- その効果
- 方法論で締めくくる
こちらもダイエット系だったり、サプリメントの商品紹介などでよく見かける方法ですね。
主張型文章のテンプレート:型5
自己表現やコラムなど、自分の強い思いを読者へ納得してもらいたい時に使われる文書です。文章構成(流れ)がある程度出来ている人におすすめな『主張型』のテンプレートです。
- 主張を述べる
- 主張に対する理由や根拠を書く
- その具体例を書く
- 主張に対して反論されるであろうことの理解を述べる
- 再度自分の主張を述べる
- 最後にまとめを書く
ネットやテレビニュース、新聞などで見かける書き方が『主張型文章』の身近な見本ですね。
周りから、自己主張を持ちつつ、客観的な主観だと言われるタイプの人はこのテンプレートの文章は得意なのではないでしょうか。
列挙型文章のテンプレート:型6
料理手順や商品説明などに使われている文章の書き方が、『列挙型』のテンプレートです。
ブログ記事でも、文章を初めから読んでて最後にスッキリした!解決できた。
と感じられる文章も『列挙型』の書き方です。
- はじめに
- 続いて
- 最後に
もしくは、
- 第一に
- 第二に
- 第三として
といった書き方も同じ『列挙型』の書き方です。
ストーリー型文章のテンプレート:型7
ハッピーエンドで締めくくる映画のようなストーリーだったり、会社で例えると創業から現在に至るまでの生い立ちを語り掛けるように表現していくのが『ストーリー型』のテンプレートです。
- 挫折・弱点・コンプレックスを書く
- 転機となったことを書く
- 転機を期に決意を書く
- 決意からの現在(成果)を語る
- 将来像や目標を書く
挫折やコンプレックスといったマイナスイメージの前半部分と現在の良い成果のギャップが多きければ大きいほど、より読者の心は動かされます。
リフォーム番組の
ビフォー・アフターなどがまさにこの手法を用いた表現方法ですね。
紹介型文章のテンプレート:型8
体験談で読者の心をつかむ手法が『紹介型』のテンプレートです。
身近なことで例えると、商品レビューがこの型にあてはまります。
- 体験談を書く
- 紹介する
体験部分で、いかに臨場感を与えるかがポイントです。読者が共感を得たところで商品を紹介します。
すると、読者は『私も同じような体験をしたい!』そう思って、行動(購入)に移ってくれるかもしれません。
行動へ移してくれた時、紹介型のテンプレートとしては完成度が高いと言えるのではないでしょうか。
体験談のところでは、自分の弱い部分をより赤裸々に表現できるかがこのテンプレート(紹介型)の肝となる部分です。
8つのパクリテンプレートのまとめ
今回紹介した8つの『文章の型テンプレート』は、いかがでしたか?
これらのテンプレートは私自身が本から学んで、自分なりに解釈した結果をアウトプットした内容です。
言い換えると、山口拓郎さんが書いた書籍の内容をパクりました。
だって、山口さんの書籍内にはこのように書いてありましたので。
お伝えするテンプレート(型)は、「どうかいていいかわからない人」の救世主となるでしょう。「学ぶは真似ぶ」といいます。まずは真似から入ればOK。シチュエーションに応じてテンプレートをご活用ください。
残念ながら、その文章ではつたわりません (だいわ文庫) [ 山口拓朗 ]
6頁より
『真似から入ればOK』
とありますので、『真似⇒パクリ』ました。
ただ、パクるといっても、少しだけ私というフィルターを通していますので、一字一句パクったわけではありません。
私のようなフィルターを通さずに
文章の専門家・山口拓郎のテンプレートを正確に学びたい!という気持ちになってしまった時は、これらの本をオススメします。
どちらの書籍でもテンプレートとその例文を交えて紹介されてます。
さぁ!型をぶち破れ!!
ではなく
と、声を大にして本記事のまとめとさせて頂きます。
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