入社試験が不安でいっぱいの青年、青木君(仮名)が入社試験の時に不安に思っていたけど、最終的には内定をもらえました。その当時の心境を記事にします。
青木君(仮名)は、妻の元勤め先の広告印刷関係の会社で働いていた若き青年です。
入社試験に向けて不安の始まり
青木君(仮名)がまだ高校三年生だった頃の話です。
高校を卒業してからの進路は就職希望だった僕は、先生の指導を受けながら、会社に送るための履歴書の作成、入社試験のための勉強や、面接練習に明け暮れていました。
入試の時よりも、更に大きい転機に、私は上手くやれるだろうかと、不安で押しつぶされそうな毎日を送ります。
緊張、プレッシャーというものにあまり強くはない私は、とにかく出来る限りの対策を講じて、そんな不安と戦っていました。
対策と言っても、面接試験のマニュアル本を読んだり、両親や友達と何度も面接の練習をしたりと、その程度です。
時にはクラスメイト達と息抜きに、ゲームセンターに行ったりしながら、少しづづながらも着実に準備を進めていました。
入社試験って、会社によって結構違いますからね!
書店へ行くと就職関係コーナーでは『SPI』適正検査とかそういう本、きっと一回くらいは見たのではないでしょうか?
SPI適正検査の内容が出る出ないは関係なく、一度立ち読みだけでも、目を通しておくと社会人になってからきっと役に立ちますよ。
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入社試験の準備はしっかりしたつもり
入社試験は、筆記と面接の二つがありました。
僕が入ろうと思っていた(結果的に入れた)印刷関係の会社は、学校には求人票が届いていましたが、まだ通っている高校からは、その会社へ試験を受けに行った人はいません。
その為、これまでの試験がどういった内容なのか?そのような情報はありません。
今回の試験がどのような内容なのか予想することが難しく、進路指導の先生は基本的な就職試験問題を中心に行ってくれました。
筆記に関しては試験前までに自信を持つことが出来るレベルまで達したのですが、特に問題だったのが面接です。
面接試験に対する心配ごと
あがり症だった僕は、練習の段階で声がうわずってしまったり、話そうとしていた内容が頭から飛んでいってしまい、支離滅裂な事を行ってしまう。
そんな小心者です。
それでも先生やクラスメイト達に根気強く手伝ってもらい、とにかく冷静になって話すこと。
そして、先生からは
という言葉を言ってくれてたので、とにかく練習を重ねました。
入社試験の当日
待ちに待った試験の当日です。
その会社は、遠く離れた慣れない土地です。
慣れない空気で、すでに心がいっぱいだった私の目には、周りの受験者がみな賢くて、頭が良いように見えてしまいます。
自分でも分かるぐらいに酷く動揺していました。
という思いを払拭しきれないまま、試験は始まります。
人数が多かった為、2つのグループに別れて、私が入っていたグループが最初に行ったのは、筆記試験でした。
筆記に関しては、何問か自信のないものもありましたが、まずまずの出来だったので、なんとか心を落ち着かせます。
そして、ついにやってきた面接試験です!!
待合室で事前に説明がありました。
私が一番最初に質問されることは無いだろう。
その様に願いつつ、しっかり答えることが出来るだろうかという不安で、私の頭の中はすでパンク寸前状態でした。
そして面接が始まり、最初の質問が来ました。
それでは順番に聞いていきますので、教えて下さい。
4人が並んで座っている中、右から2番目に座っていた私は、端っこではないので、一安心です。
そのように、心の中で準備をします。
面接試験で思わぬ展開に!
「えー、では、青木さん(仮名)、お願いします」
まさかの展開でした。
順番にって、言ったじゃん!
全然順番ではないじゃないですか?
心の中で、そうつぶやきます。
しかし、そこで黙りこんでしまったら、本末転倒です。
たくさん面接の練習をしてくれた先生や友達の時のことを思い出します。
そして、用意していた内容を話し始めたのですが、半分も行かないところで言葉が止まってしまいます。
・・・・・・
どれぐらい止まっていたのかは、自分では正確に覚えていませんが、少なくとも30秒は経っていたことでしょう。
その後に続けた言葉も、言葉の前後関係がバラバラで訳の分からないことになったことは覚えています。
これは落ちたな・・・
と思った瞬間でした。
数日後に届いた入社試験の結果
無事に内定を頂くことが出来ました。
他の質問は、手痛いミスをすることで吹っ切れたのか、しっかり答えることが出来たおかげでしょう。
もしくは筆記試験で点数が一番高かったと、入社してから人事の人から教えてもらえたので、それが良かったのかもしれません。
どちらにしろ、私が入社試験を受けるにあたってのこの失敗は、一生忘れることが出来ないと思います。
もし、これから入社試験を控えているのでしたら、やっぱり面接の練習はしっかりとやっておくべきだと、そう伝えたいです。
頑張れ青年!のまとめ
私(ブログ管理人)も面接官の経験がありますが、まだ高校卒業くらいの状態で、流暢な面接対応が出来てしまうと、それは逆に疑問に思ってしまいます。
きっと、想定外の質問をされた時の対応が、素直な反応だった(ビックリして固まってしまった)ところが、初々しくて素直な人間性だと受け止められたのだと、私だったら解釈します。
入社してからも、当時の緊張感を大切にして、1年、そしてもう一年と経験を重ねて行ってください。
気が付いたら、あなたの周りには信頼を寄せてくれる後輩(部下)が出来てきますよ。
そう伝えたいです。
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