ひな祭りと雛飾りについての歴史と女性の関係

お雛様

ひな祭りについて、人生の先輩から教えてもらったことの紹介です。最近では特に核家族化が進み、おじいちゃんおばあちゃんから、言い伝えや風習についてお話を聞ける機会も少なくなってしまいました。

 

そんな中、とあるおじいちゃんから教えてもらった、ちょっとイイお話しです。

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伊香保温泉のひなまつり

伊香保 ひな祭り

数年前になりますが2月の下旬、梅の花が満開になる頃です。

群馬県内の各地の温泉を訪ねた数日間の旅行で、其の内の1日を渋川市の伊香保温泉にお世話になったことがありました。

 

宿泊した旅館の玄関には立派で、可愛らしい七段飾りの雛人形が飾り付けてありました。聞くところによると伊香保温泉は街を上げて三月のお節句の時期にはお雛祭りをするそうです。

 

特に2月下旬から3月の早春の伊香保では、風物詩として美しいひな衣装を身につけ、ほんのり薄化粧した可愛い子供の雛たちが、伊香保名物の石段に勢揃いします。

 

わが家のひな祭りとひなかざりについて

私事になりますが、30数年以上経った今でも3月のお雛祭りの時期になると、納戸の奥から引っ張り出して七段の飾りのお雛様をお飾りしております。

 

本来なら娘がお嫁に行く時は此等のお人形さん達も一緒に嫁ぎ先へ持ってゆくのですが、我家はたまたま二人の女の子が続いて生まれたので、娘達に気を使ってそのまま置いておいたのです。

 

30数年たったお雛様は、さすがにお召し物などの艶こそ失くなったが、真っ白いお顔や表情などは全く変わらず、お元気でいらっしゃいます。

 

普段は納戸の奥の方に大切にしまってありますが、お人形さんに言わせれば1年の殆どは薄暗い部屋に閉じ込められているので、其の日ばかりはお人形たちも嬉しい気持ちになってくれるのではないでしょうか。

 

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ひなまつりのひな飾りと歴史的意義

流し雛

お雛祭りの始まりは平安時代には既に貴族の子供たち遊び道具、遊びごととして行われていたとする記録があります。

 

そんな中で紙で作ったお人形を暫く遊んだ後のなって川へ流すという「流し雛」もこの頃から始まったとされています。

 

そして、本格的なお祭りになったのは江戸時代とされ、女の子のお人形遊びと節句の儀式とが結びついて現在の形になったと言われています。

 

その後は、全国的にひなまつりの風習が広まり、3月の節句のお祓には雛祭りを行うようになり、本格的に人形飾りが行われるようになりました。

 

ひな祭りと女性の立場との関連性

ところで、男性や男の子、そして女性や女の子というのは人生において其々の儀式やお祭りを行いますが、其れは社会の求めるの生き方としての反映を示すものだとされています。

 

お雛祭りやお雛飾りは、女の子が可愛らしく元気に育って欲しいという長居があるのでしょう。

 

例えば、大人になって結婚式などで指輪を男性から贈られますが、勿論本来の意味で指輪というのは丸く夫婦円満や末永い幸せを約束するものであり、指輪自体に昔から霊力が備わり、魔除けの力があると考えられていました。

 

そして、俗説として指輪に指を通すということは女性が子宝に恵まれるような意味も込められるとも言われています。

 

又、結婚式には新鮮なケーキにナイフを入れて傷をつけますが、これも、新しい物事に挑戦する『新たなしきたりの家庭に身を置く』といったような意味を持つとも言われているそうです。

 

ひな祭りの歴史と女性の関連性のまとめ

このようなお話は田舎では、しょっちゅう本家や近所の親戚のお婆ちゃん、お爺ちゃんなどから聞いていたのですが、今は上京してきて、自分と妻、子供の4人暮らしです。

 

子供の頃は『へぇ~そうなんだ』

程度しか思っていなかったこどですが、大人になって年配の方からお話を聞くと、少年時代の時とは違った感覚になります。

 

もっと、地元の風習や日本文化の事を学んで、やがて自分がお爺ちゃんになった時に、人生の後輩達へ語ってあげられるようになれたらいいな。

 

そう思わせてくれた、お爺ちゃんからのお話でした。

 

もあわせてどうぞ。

 

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