長芋の旬が2回あるのはなぜ?美容と健康にオススメの長芋を紹介です

長芋と癒し

長芋は好きですか?

わが家はすりおろして食べる『とろろ麦ごはん』が大人気です!

 

つるつるっと美味しく食べたくなる長芋の旬は1年に2回あります。1回目の旬は寒くなる11月~1月頃までの収穫時期です。

 

そして、2回目の旬は4月~5月頃の雪解けのあとに収穫される時期です。

 

そこで今回は、ムチンが多く含まれている食材『長芋』を食べて癒される秘密と、年越しに『とろろそば』を食べたくなる内容です。

 

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長芋の旬と主な産地

長芋の多くは北海道と青森で生産されていて、この二つの県で国内生産量のおよそ8割を占めています。

 

それ以外には、長野や岩手、茨城や千葉なども有名ですね。

 

茨城や千葉を除くと、ほとんどの地域は雪国ですが、どうやらこの雪国というところに旬が2回ある秘密があることを学びました。

 

長芋の旬ってどうして2回なの?

雪に埋もれる

長芋の産地は北海道と青森を始めとした雪国で栽培されています。

 

雪がたくさん降る地域で栽培されていますので、夏のお日様でたっぷりと栄養を蓄えたお芋が食べごろになるのは、秋から寒くなる冬なります。

 

ところが、膨大な畑で育てられているお芋を一斉に収穫するのは大変です。

現在は太くて長くて、立派な長芋を上手に収穫する専用トラクターもあるようですが、それでも短期間に広大な畑の長芋を一気に収穫するのは困難です。

 

また、一度に大量のお芋が市場へ出荷されると、単価も低くなってしまいます。

 

そこで、お芋は根菜なので

 

土の中で越冬できる性質を生かし、冬の雪解け後に再び収穫することで、出荷量を分散しているのですね。

 

さらに収穫時期を分散することで、農家さんの安定した収入と、消費者も長い間食べれるという、両者にとっていいこと尽くめなので、嬉しいことに旬が2回やって来てくれます。

 

てっきり、お米の様に一度に収穫して、大きな倉庫か冷蔵庫に保管しておくのかとおもっていたのですが、そうではなかったことを教えてもらいました。

 

長芋って秋と春どっちが美味しいの?

どちらが美味しいかというと、それは様々です。『美味しい』という感覚はみんな違うので、比較は出来ません。

 

しかし、秋に収穫される長芋は、どちらかというと『シャキシャキ感』が高めで、爽やかな触感を楽しめます。とろろそばで『つるっと』美味しく頂きたいです。

 

また、春に収穫される長芋は、冬の寒さを冷たい土の中で越冬することで、デンプンが糖質へと変化されてきてます。糖質が増えて来ると、秋のシャキシャキ感というよりは、長芋の天ぷらや麦ごはんにかけて、醤油を垂らして食べたくなる感じが、私は好きです。

 

どちらが美味しいのかは比較出来ませんが、私はどちらも美味しく頂いてます。

 

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長芋のネバネバで元気に!

長芋のネバネバの主成分は、ムチンという成分で、体内へタンパク質の吸収を高める働きがあると言われています。

 

タンパク質と言えば、魚や卵、お肉や豆類などに多く含まれていて、それらのタンパク質をたくさん取り入れることで、疲労した筋肉の修復が早まる働きがあると、小学校の家庭科で習ったのを思い出しました。

 

長芋はそれらタンパク質をより体内へ吸収し易くする成分のムチンが多くふくまれているようです。疲れた筋肉が早く回復するということは、つまり早く元気になるということでしょう。

 

年末の大掃除の後や、年越し蕎麦として、ムチンが多く含まれている長芋をすりおろした『とろろ蕎麦』は、疲労回復に一役かってくれそうです。

 

長芋でむくみや美容にも嬉しい女性好みの成分

美容に良いの?

長芋には、ムチンの他にもたくさんの栄養成分が有ります。

例えば、亜鉛や鉄も多く含まれているので、貧血だったり女性には嬉しい食材です。

 

また、足などがむくむ原因の1つとして、血液やリンパ液中の塩分濃度が高めになってしまうことが関係あります。その塩分の排出を促してくれたりもします。

 

また、美容成分で人気を集めるビタミンCやB群も多く含まれています。そういう栄養価の高い長芋は、中国では漢方薬の一つとしても使われています。

 

長芋と山芋の違いって?

とろろかけ御飯

長芋と同じ様に、すりおろしてネバネバしてて生で食べられるお芋達、他にも大和芋や自然薯、つくね芋などがあります。

 

これらの 総称を山芋 と呼びます。

 

自然薯や大和芋、そして山芋とこれらの違いとしては、ネバネバの強さが大きく違います。ところが、栄養価だけで比べると、どの山芋もそれほど大きな違いはありません。どれもみんな健康食材です。

 

自然薯が特に栄養価が高いイメージが強いですが、実は飛びぬけて違うということは無かったのです。

お値段はいろいろと違うのにね。

 

長芋の保存とオススメ料理

栄養価が高くて、ネバネバ好きに人気の長芋、スーパーなどで買って一度に食べ切れない時は、すりおろしてから冷凍保存という方法も出来ます。

 

また、風通しがよくて日差しの当たらない乾いた砂の中へ埋めておくと、冷蔵庫で保存しておくよりも長持ちしますよ。砂場のような砂が適してます。

(猫を飼っている人は注意して下さいね!)

 

私の母方のお婆ちゃん家では、北側の軒下に埋めてました。

 

その長芋、皮をむく時はすこしかゆくなったり、ヌルヌルしてたいへんですが、薄く刻んで梅肉とからめたり、茹でたオクラやワカメとあえたりしたサラダも美味しいですよね。

 

また、少し多めの油で表面だけカリッとするくらいに焼いた、ハッシュポテトなんかも子供達に人気のおかずです。

 

栄養満点の長芋をお歳暮として贈ると、喜んでくれるかもしれませんね。

 

最後まで読んで頂き有難うございました。

 

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